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携帯型デジタルメモ端末“ポメラ”とPCの連携を自動化する「pomeraCopy」ポメラをPCへ接続するだけで、書きかけのテキストをクリップボードへコピー
“ポメラ”は、(株)キングジムから10日に発売された、テキストメモ専用の携帯端末。フルサイズのキーボードを搭載しながらも、機能を絞り込むことで小型軽量のボディと乾電池による長時間稼働を実現しており、発売前から注目を集めていた。PCとの連携も簡単で、USBケーブルによりPCと接続するだけで、リムーバブルドライブとして認識されテキストファイルを相互にコピーできる。 「pomeraCopy」は、ポメラとPCの連携を、さらに手軽に行えるようにするソフト。ポメラで書きかけのテキストを、簡単にクリップボードへコピーできる。利用するための準備として、まずPCに接続したポメラ内蔵メモリのルートフォルダに、配布ファイル内の“pomeraCopy.exe”と“Autorun.inf”をコピーしよう。 使い方は、ポメラでテキストを入力し、そのままファイルを保存せずに電源を切ってPCへ接続。するとドライブの右クリックメニューに[ポメラで編集中のテキストをコピー]という項目が表示されるので、これをクリックするだけで、ポメラで編集中だったテキストがクリップボードへコピーされる仕組み。 ポメラは編集内容をファイル保存せずに電源を切ると、次に電源を入れたときに同じテキストを編集できるよう、内蔵メモリのルートフォルダへ“text~.tmp”という一時ファイルを作成する。本ソフトはこのファイルを読み取る仕組みなので、PCで続きを書きたいテキストなどは、あえてファイル保存せず、書き終わったらすぐ本体を閉じて電源OFF、というクセをつけてしまおう。 さらに、USBメモリなどでプログラムの自動起動を実現する「APO USB Autorun」などのツールと組み合わせれば、ポメラをPCに接続するだけで、書きかけのテキストがクリップボードへ転送されるようになる。たとえば会議室や外出先で書いた下書きを席に戻ってから清書するなど、ポメラの携帯性を活かした連携がより便利になるだろう。
【著作権者】MIRO 氏
□Top - MobileHackerz (中村 友次郎)
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