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【第358回】
縦スクロールシューティング「漆黒のトラペゾヘドロン」個性的な“テールレーザー”を駆使して華麗に飛び回ろう
(08/11/14)
『週末ゲーム』では、インターネット上でたくさん公開されているゲームのなかから、選び抜いた良作を毎週紹介していく。今回は、3種類の武器を使い分けて戦う縦スクロールシューティングゲーム「漆黒のトラペゾヘドロン~The Trapezohedron of the darkness~」を紹介しよう。
3種類の武器のうち、スペシャル攻撃は1発使用すると画面右上に表示されるSPゲージがゼロになって使用できなくなる。テールレーザーで敵機を撃破するとゲージがチャージされ、フルチャージ状態で再び使用可能になる仕組み。連発はできないので、ステージ中に1発、ステージボス戦で1発の使用が目安だ。 一方、テールレーザーは使用するとSPゲージの下にあるT-LASERゲージが50%減少。ゲージが50%未満だと使用不可となる。実質的に2回まで連続使用が可能で、T-LASERゲージは時間と共に回復するため多用しやすい。 攻略のカギを握るのはテールレーザーだ。この武器は使用すると、まず自機がレーザーをまとって無敵状態となり、体当たり攻撃ができる。持続時間は長く、発動中は移動速度もアップ。そして無敵状態の解除後は、自機の軌道をなぞるようにレーザーが一定時間画面へ残る。このレーザーは高威力で敵弾を消す能力まであるうえ、テールレーザーで敵を撃破するとボーナス点が獲得できるので、スコアアタックの際にもテールレーザーを多用して戦うことになるだろう。
テールレーザーの基本的な使い方は、出現する敵編隊を体当たりでなぎ倒し、左右へ円軌道を描くようにレーザーを残す、といった感じだ。通常は大きめに動いてある程度広範囲にレーザーを残し、耐久力のある敵がいる場合はピンポイントで小さめのレーザーを残そう。これにより攻撃と防弾を兼ねた運用が可能となる。ボス戦でもボス本体にレーザーを重ねるか、画面中央へバリア代わりに置くのがいい。もちろん無敵時間を活かした緊急回避にも使いたい。 高性能なテールレーザーを使いまくれるので爽快感はかなり高い。使いこなせばショットの必要性はどんどん下がっていくので、プレイ感覚が一般的なシューティングゲームとはかなり違った印象になる。またボスメカのデザインが凝っていて、とある有名ロボットアニメの劇場版を想起させるため何とも不思議な倒し甲斐があった。その一方でラスボスの圧倒的なしぶとさ、攻撃の壮絶さは一見の価値がある。コンティニューは自由でゲームオーバー地点から継続プレイができるので、まずは気楽にプレイしてみてほしい。
□エンハンスド・AX・レジスタ (藤井 宏幸)
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