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ネットで変換辞書を育てる「Social IME」をATOKで利用可能にするプラグイン変換精度の高いATOKとWebで蓄積された変換辞書が自慢の「Social IME」を融合
「Social IME」とは、ネットワークを通じてユーザーが登録した変換辞書を共有できる日本語入力ソフト。入力文字の変換時にネットワークへ接続し、各ユーザーが蓄積したデータを参照して変換候補をリストアップできる。 この「Social IME」の機能は、“Social IME API”というWeb APIとしても提供されており、それを“ATOKダイレクト”機能を用いて「ATOK」からも利用可能にしたのが「Social IME変換プラグイン」だ。 本プラグインにはインストーラーも添付されており、簡単に導入できる。インストール後は、単語を変換する際に[Ctrl]+[Shift]+[Insert]キーを押すと、“Social IME API”で取得した変換候補が表示される仕組み。 変換精度の高さに定評のある「ATOK」を常用しつつ、ニッチな用語に強い「Social IME」の変換辞書も手軽に利用できるのがうれしい。通常のATOK辞書には登録されていない専門用語や流行語、歴史上の人物名といった単語も、簡単に変換できるかもしれない。 また、作者サイトでは「計算プラグイン」も併せて公開されている。数式を変換すると、計算結果を変換候補に含めることができるプラグインで、たとえば“(2-1)/3*3”という文字列を“1”という答えとして変換できる。長文を書いている最中にちょっとした計算がしたくなった場合などに便利だ。 “ATOKダイレクト”機能は、外部のアプリケーションやWebから取得したデータを直接「ATOK」の変換候補として利用できる機能。先月30日に、開発キット「ATOKダイレクト API for Perl / Ruby」が公開されており、ユーザーが自分でプラグインを開発して「ATOK」を強化できるようになっている。
【著作権者】t_daicho 氏
□ATOKダイレクト Social IME変換プラグイン公開 - t_daichoの日記 (柳 英俊)
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