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プライベートブラウジング機能を搭載した「Firefox」v3.1 Beta 2が公開閲覧・検索履歴や一時ファイルなどを残さずにWebブラウズが可能
Beta 2では、v3.1における新機能の目玉である“プライベートブラウジング”機能が搭載された。これは、一時的にWebページの閲覧履歴、検索履歴、フォーム入力履歴、ダウンロード履歴、一時ファイル、Cookieを保存せずにWebブラウズができるという機能。同様の機能は「Safari」や「Google Chrome」が搭載しているほか、IEも次期バージョンv8で搭載を予定しており、最近のWebブラウザーにおけるトレンドの1つとなっている。 プライベートブラウジング機能を利用するには、[ツール]メニューから[プライベートブラウジング]を選択すればよい。再びメニューを選択して機能を解除するまで、各種履歴などが保存されなくなる。また、プライベートブラウジングの開始時に、既存の閲覧履歴などを消去することも可能。 そのほかの改良点としては、各種の履歴をまとめて消去する“プライバシー情報の消去”機能が“最近の履歴を消去”機能に変更され、すべての履歴を削除する以外に、“1時間以内”“今日一日”などの範囲を指定して最近の履歴のみを削除可能になった。 また、タブをウィンドウの外へドラッグ&ドロップすることにより、新しいウィンドウへと切り離す機能が追加された。ただし、Beta 2ではタブをドラッグしてタブバーから少しずれた位置にドロップするだけで新規ウィンドウに切り離されてしまうという問題があり、正式版に向けて修正が進められている。 そのほか、Beta 1で搭載されたもののデフォルトでは無効化されていた、新しいJavaScriptエンジン“TraceMonkey”がデフォルトで有効化された。一方、Beta 1で搭載された、[Ctrl]+[Tab]キーによるタブ切り替え時にタブの内容がサムネイル表示される機能は、ユーザーからのフィードバックを受けていったん削除された。
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□Mozilla Developer News >> Blog Archive >> Firefox 3.1 Beta 2 now available for download (中村 友次郎)
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