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メール・フォルダをタブ切り替え可能になった「Thunderbird」v3のBeta 1が公開Windows Vistaの検索機能に対応しメールをインデックス化可能に
v3.0における新機能のうち、最大の特長と言えるのはユーザーインターフェイスのタブ化だ。「Firefox」と同様に、ツールバーの真下にタブバーが追加されており、指定したメッセージを新しいタブで開けるのはもちろん、フォルダツリー自体をタブ化して、一覧を切り替えて閲覧できるようになっている。さらに、「Lightning」拡張機能を導入することで、カレンダーもタブとして表示可能になる。なお、「Lightning」の正式版は現在のところ「Thunderbird」v3.0に対応していないため、nightly build版の導入が必要。 またWindows Vista上では、OS標準の検索機能でメッセージをインデックス化できるようになり、スタートメニューなどからメッセージを検索できるようになった。「Thunderbird」のメッセージをインデックス化するかどうかは、初回起動時に選択することが可能。 ヘッダー表示用のペインにも改良が施されている。差出人や宛先の項目に星形のボタンが追加され、クリックするだけでアドレス帳へ登録したり、既存のアドレス項目を編集できるようになった。また、ペインの右側には[返信][転送]などのボタンが追加されており、閲覧中のメールに対する操作を手軽に行える。 そのほか、IMAP利用時にバックグラウンドでメッセージをダウンロードして読み込みを高速化する機能や、「Firefox」v3と同様の新しいアドオン管理画面などが搭載された。
【著作権者】contributors to the Mozilla Project
□Mozilla Messaging (中村 友次郎)
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