|
|
閲覧ページで使えるGreasemonkeyを簡単に探し出せるFirefox拡張「Greasefire」“Userscripts.org”内に存在する対応スクリプトを自動検索、インストールもOK
「Greasemonkey」とは、特定のドメインやURLを開いた際に指定したJavaScriptを実行できる「Firefox」用の拡張機能。YouTubeやニコニコ動画などのWebサービスを快適に利用するためのスクリプトや、Webページのレイアウトを自分好みに書き換えるスクリプトなど、多種多様なスクリプトが世界中で公開されている。たとえば、弊誌でも過去に紹介したスクリプト「AutoPagerize」を利用すれば、複数ページにわたるWebページをスクロールだけで次々と表示するといった操作が可能になる。 Greasemonkey用のスクリプトは、作者自身のWebページで公開されているほか“Userscripts.org”というライブラリサイトでも公開されている。Userscripts.orgは、「Firefox」関連のライブラリサイトであるFirefox Add-onsのようなもので、世界中の作者が開発したスクリプトが集められているWebサイト。同サイトでは、各ライブラリページ上に設置されたインストール用のボタンをクリックするだけで、簡単にGreasemonkeyスクリプトを導入することができる。 しかし、Userscripts.orgでは大量のスクリプトが公開されているため、どんなスクリプトが存在するのかをあらかじめ把握しておかないと、自分好みのスクリプトを探し出すのは非常に困難。 そこで便利なのが今回紹介する「Greasefire」だ。本拡張機能を導入した状態でWebページを開くと、ステータスバー上のGreasemonkeyアイコンの背景が赤く表示されることがある。これは、Userscripts.org内に現在閲覧中のWebページに対応するGreasemonkeyスクリプトが存在するということを示している。 このとき、ステータスバーのGreasemonkeyアイコンを右クリックすると、メニューの一番上に、[10 scripts available]といった具合で対応するスクリプトの数が表示される。このメニュー項目をクリックすると2ペイン型の別ウィンドウが開き、左側にスクリプト名の一覧、右側に選択したスクリプトのUserscripts.org内の当該ページが表示される。あとは、左側の一覧から好みのスクリプトを探し出し、画面下のインストールボタンをクリックすればGreasemonkeyスクリプトの導入は完了だ。 ライブラリサイトやWeb検索でやみくもにスクリプトを探すのは一苦労だが、本拡張機能を利用すれば今見ているWebページに対応するスクリプトのみを一覧表示できる。Greasemonkeyユーザーはもちろん、これまでGreasemonkeyを使ったことがない人も、本拡張機能と併せて導入することをお勧めする。
【著作権者】Steve Krulewitz 氏
□Greasefire :: Firefox Add-ons (久保 望)
|
|
|
||||||||||||||||||||
トップページへ |