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Windows Vista以降のOSのマルチブート設定を編集できるソフト「EasyBCD」起動OSの優先順を入れ替えたり、LinuxなどWindows以外のOSも追加可能
ブートローダーとはWindowsを起動させるプログラムで、1つのPCに複数のWindowsがインストールされているマルチブート環境では、起動OSを選択する機能も担当している。Windows Vista以降のOSでは、ブートローダーの設定はBCD(Boot Configuration Data)ストアと呼ばれる領域に保存されるようになっており、これを編集することでブートローダーをカスタマイズすることが可能。 しかし、編集するには通常、専用のコマンドラインツールを使用する必要があり、慣れないユーザーには難しい。そこで「EasyBCD」を利用すれば、このBCDストアをGUIで編集可能になる。 本ソフトは画面左側のボタンで、設定画面の表示内容を切り替えられる仕組み。たとえば[Change Settings]ボタンを押せば、標準では30秒に設定されているOS選択の待ち時間や、初期状態で選択されるOSを変更可能。また、OS選択画面で表示されるOSの表示名も編集できる。 また、[Add/Remove Entries]ボタンを押せば、“Windows ブートマネージャ”のOS選択画面に表示されるリスト項目を並び替え可能なほか、LinuxなどWindows以外のOSをブートローダーに追加することも可能。さまざまなOSの起動を、“Windows ブートマネージャ”で管理できるようになる。 なお、BCDストアを編集する際は、バックアップを取っておくことをお勧めする。本ソフトには、BCDストアをファイルにバックアップ・復元する機能も備えているので、ぜひ活用してほしい。
【著作権者】NeoSmart Technologies
□NeoSmart Technologies (柳 英俊)
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