|
|
「Becky!」v2.50が公開、重要なメールをタスクとして管理できる機能を搭載メールごとにメモを保存できる機能やメール一覧の絞り込み表示機能も追加
通常、「Becky!」では大事なメールにフラグやカラーマーカーをつけて管理するのが一般的だ。返事を出す必要があるメールに対してフラグをつけておき、処理が終わったらフラグを消すといった手順で重要なメールを管理しているユーザーは多いだろう。しかし、これらはすべて手作業で行う必要があるため、フラグを消し忘れるなどのミスで処理が完了しているか判別できなくなってしまうことがある。 本バージョンより搭載されたエージェント機能は、こうしたミスを防ぎ、重要なメールを効率よく管理できる機能。フラグやカラーマーカーとは違い、メールに対して“要返信”や“返信待ち”“ブックマーク”といった具体的な処理内容をタスクとして付加でき、さらに期限や警告を開始させる日にちを設定できるのが特長。 タスクを付加したメールは、専用の“タスクフォルダ”で一元管理できるようになる。たとえば、自分が返事を出す必要があるメールに対して“要返信”のタスクを付加すれば、タスクフォルダ内に当該メールのショートカットが保存され、メール一覧のアイコンやプレビュー画面でステータス状況を確認できる。タスクを付加したメールに対して返信メールを送信すると、処理が完了したと見なされ、自動的にステータスも変化する仕組みだ。 タスクを付加するには、メールプレビュー画面の右上にあるボタンをクリックし、表示されたダイアログで必要事項を設定していけばよい。また、相手からの返信メールを待ちたい場合は、メール作成画面上で同様のダイアログを開いて設定する。 そのほかの変更点は、メール一通ごとにメモを保存できる機能や、メール一覧を件名や差出人名などで絞り込み表示できる機能が追加されたこと。さらに、“クエリー検索”の速度が向上されるなど、数多くの仕様変更、不具合修正が施されている。 なお、v2.48.02以前のバージョンにはバッファオーバーフローによる脆弱性が存在する。脆弱性に関する詳細は下記リンクの記事を参照してほしい。 本ソフトは、Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP/Vistaに対応するシェアウェアで、価格は4,200円(税込み)。現在、作者のWebサイトや、窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
【著作権者】(有)リムアーツ
□RIMARTS - Software Laboratory (久保 望)
|
|
|
||||||||||||||||||||
トップページへ |