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Webフォームの入力内容を履歴保存・復元できるFirefox拡張「Lazarus」入力内容の消失に備える目的のほかに、簡易的なテンプレートとしても活用可能
一昔前まで、Webブラウザーの操作ミスや強制終了などによって、Webフォームに入力した内容を消失してしまうことがよく起こったものだ。最近では、Webサイト側やWebブラウザーがこの問題への対策機能を搭載していることもあり、そう深刻な問題ではなくなったがまだまだ万全ではないので、万が一に備えて「Lazarus」を導入しておくと安心だ。 本拡張機能はインストールするだけで、Webフォームに入力した内容を暗号化したうえで自動的にバックアップしてくれる。直前の入力内容だけでなく、過去に投稿した内容なども履歴として保存してくれるのが特長で、Webフォーム上の右クリックメニューから手軽に過去の入力内容を復元することが可能。 そのため、入力内容の消失に備える目的のほかに、似た内容のフォームを送信する場合の簡易的なテンプレートとしても活用できるだろう。ただし編集部で確認したところ、“戻る”コマンドやタブの終了で入力内容を繰り返し消失した場合には、すべての入力内容を履歴としてバックアップできず、直前に入力した内容だけが記憶対象になったほか、JavaScriptを多用するWebフォームなどでも入力内容を履歴保存できなかった。 そのほか設定画面では、入力内容の全履歴を手動で削除したり、一定期間が経過したら履歴を自動削除するように指定できる。
【著作権者】The Interclue Team、Karl Dearden 氏
□Lazarus: Restore lost forms with a single click (中井 浩晶)
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