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JMicron社製コントローラー搭載SSDの寿命を予測できるソフト「JSMonitor」SSDの書き換え回数を記録してグラフ化、蓄積データから使えなくなる日を推定
最近、SSDの普及が進んできた。データの書き込み・読み込み速度がHDDより優れる点、HDDのようにモーターを内蔵しないため駆動音がなく省電力である点などが魅力的だ。 その一方で、SSDには書き換え回数に制限があり、それを越えた回数の書き換えを行うと内部のNANDフラッシュメモリが破損してしまうのが弱点。そこでお勧めしたいのが本ソフトだ。利用しているSSDの詳細な情報を表示できるほか、SSD内部のメモリブロックごとの最大・平均消去回数を記録してグラフ化できる。SSDは特定ブロックへ書き込みが集中しないように設計されているので、メモリブロック全体の平均消去回数の統計を取れば、いつ書き換え限界を迎えるかを推定できるというわけだ。 本ソフトはタスクトレイ常駐型で、タスクトレイアイコンをクリックするとメイン画面を開くことができる。メイン画面では、SSDが使用不可能になると予想される日付や、消去回数のグラフを確認可能。また、メイン画面下部の“Attribute”エリアでは利用中のSSDに関する詳細情報を閲覧することもできる。各情報にマウスカーソルを合わせると、ツールチップによる詳細な説明を表示できるのもうれしい。 さらに、“Attribute”の各値が一定値を超えた際に、ダイアログなどで通知する機能も備えている。通知の設定を行うには、タスクトレイアイコンの右クリックメニューから、[Setting]項目を選択すればよい。 なお、編集部にて試用したところWindows Vista上でも問題なく動作するようだ。ただし、管理者権限で起動させる必要があるので、実行ファイルの右クリックメニューから[管理者として実行]を選択して、本ソフトを起動しよう。
【著作権者】Lansen 氏
□2008-12-20 - 博士課程大学院生の現実逃避日記 (柳 英俊)
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