|
|
MS、「Internet Explorer 8」日本語版を20日午前1時から公開レンダリングエンジンを改良、使い勝手やセキュリティも大幅に強化
IE 8ではレンダリングエンジンが大幅に改良され、HTMLの解析やCSSの処理、JavaScriptの実行などさまざまな場面でパフォーマンスが向上したほか、Web標準技術との互換性も向上している。 加えて、使い勝手を高めるさまざまな機能を新規搭載している。アドレスバーでは履歴やお気に入りを検索可能になったほか、検索ボックスにはキーワードの一部を入力するだけで検索候補を表示できるサジェスト機能を追加。また、特定の条件により関連するタブを自動で色分けし、同じグループのタブのみをまとめて閉じることができる“タブグループ”機能が追加された。 そのほか、Webページ上でテキストを選択するとボタンが現れ、それを押すと表示されるプルダウンメニューから、選択テキストの検索などが行なえる“アクセラレータ”機能、Webページの一部を切り抜いて“お気に入り”ツールバー上へ登録し、いつでも小さなウィンドウで内容を確認できる“Webスライス”機能などが追加された。これらの機能は、ライブラリサイト“アドオンギャラリー”から対応するWebサービスなどを追加することもできる。 さらに、セキュリティやプライバシーに関する機能も強化。フィッシングサイトに加えてユーザーの個人情報などを盗む悪質なソフトウェアの配布サイトからもユーザーを守る“Safety Filter”機能や、履歴を残さずにWebブラウズする“InPrivate”機能が搭載された。Webページに細工を施すことでユーザーに意図しないボタンなどをクリックさせる“クリックジャッキング”攻撃への対応も施されている。 また、開発者向けの機能としては、“Developer tools”を搭載した。WebページのHTML構造をツリーで表示したり、ページ内のCSSやスクリプトを確認できる。
□(「Internet Explorer 8」のダウンロードページ) (柳 英俊)
|
|
|
||||||||||||||||
トップページへ |