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マルチモニターに対応したリモートPC操作ソフト「ファンタジーリモート」v1.01ネットブックなどの低解像度環境でのビューワー画面の使い勝手も大幅に向上
今回の主な変更点は、マルチモニター環境に対応したこと。ビューワー画面のツールバーに[デスクトップ1を表示][デスクトップ2を表示][デスクトップ3を表示]という3つのボタンが追加されており、たとえばデュアルモニター環境では、それらを押すことで、順にサーバーPCのプライマリーモニターの画面、セカンダリモニターの画面、双方を合わせたデスクトップ全体の画面を切り替えて表示できる。
さらに作者によると、この機能を応用することで、ネットワーク上の別PCのモニターをセカンダリモニターとして利用可能にする“擬似マルチモニター”環境を構築することもできるとのこと。“擬似マルチモニター”環境の構築には、ビデオ出力端子に接続するダミープラグを作成する必要があり、動画共有サイト“ニコニコ動画”上に作者による手順を紹介した動画が用意されている。
加えて、クライアントモードの使い勝手を向上させるさまざまな機能が搭載された。たとえば、[F12]キーを押すと画面の最前面に本ソフトで利用可能なコマンドの一覧を表示・実行できる“オンスクリーンメニュー”機能が追加されたほか、[F10]キーを押すだけでサーバーPC上のアクティブウィンドウのみを全画面表示できる機能も搭載された。[Alt]+[Q]を押すことでアクティブウィンドウを切り替えることも可能で、ネットブックなど、本ソフトを低解像度のモニターや全画面表示モードで利用する機会の多いユーザーに便利。
さらに、サーバーPCの音量設定を変更することなく、クライアントPC側で再生されるサウンドの音量のみを変更することができる“ソフトウェアボリューム”機能が追加されたほか、Windowsサービスとして動作する機能が追加され、Windows XP環境ではリモートからログイン可能になった。 そのほか、プラグイン機能も強化。「DirectShow ビデオレンダーフィルター用キャプチャープラグイン」を利用した際に、地デジの映像などを16:9のアスペクト比で表示可能になったほか、上下に黒帯がついた映像を画面いっぱいに表示できるようになった。 また、本ソフトと組み合わせて利用できるリアルタイムキャプチャー向けの高速動画コーデック「AMV3 ビデオ コーデック」もv3.00cへバージョンアップされており、動作の安定性が改善されている。
・「ファンタジーリモート」
・「AMV3 ビデオ コーデック」
□アマレココ公式ホームページ (柳 英俊)
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