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キングソフト、MS Office 2007形式に対応した「KINGSOFT Office 2010」を公開プラグインによる機能拡張が可能になったほか、表計算の関数も追加
前バージョン「KINGSOFT Office 2007 Plus」では実験的にDOCX/XLSX形式へ対応していたが、今回正式対応となり、新たにPPTXファイルも読み込めるようになったほか、再現性も向上した。ただし、本バージョンでも読み込みのみの対応で、DOCX/XLSX/PPTX形式でファイルを保存することはできない。 また、独自のプラグインで機能を拡張できるようになった。プラグインは現在同社より、クリップボード履歴、表のスタイル設定、プレゼンテーションの画像・Flash出力の3つが公開されている。さらに、今後は開発者向けのインターフェイスを公開し、ユーザーがプラグインを作成できるようにする予定とのこと。 そのほか表計算ソフト「Kingsoft Spreadsheets」では、データベースや数学、統計関連の関数が25個追加された。これにより、「Microsoft Office 2007」が備える関数のうち約8割に対応し、通常利用する範囲ではほぼ問題ない程度の互換性を確保したという。さらに、LAN上の共有フォルダなどにある表計算ファイルを複数ユーザーで同時に開ける“共有ブック”機能を搭載した。 本ソフトはWindows 2000/XP/Vistaに対応するシェアウェアで、現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。ライセンスキーの購入価格は、3つのソフトすべてをセットにした「KINGSOFT Office 2010 Standard」が4,980円(税込み)、フルセットでかつVBAに対応した「KINGSOFT Office 2010 Standard VBA対応版」が5,480円(税込み)、ワープロソフトと表計算ソフトの2つをセットにした「KINGSOFT Office 2010 Personal」が3,480円(税込み)。また、各ソフト単品がそれぞれ1,980円(税込み)となっている。いずれも試用期間は30日で、期間中は全機能を利用可能。なお、既存の“KINGSOFT Office”シリーズのユーザーは、自動アップデート機能により無償でバージョンアップできる。
【著作権者】キングソフト(株)
□無料セキュリティソフト/オフィスソフト/翻訳辞書/KINGSOFT (中村 友次郎)
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