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キングソフト、「Kingsoft Internet Security U Service Pack 1」を無償公開ルートキット対策機能や「Windows Live Messenger」の通信暗号化機能を搭載
本バージョンではスキャン速度が向上してCPU使用率が低下したほか、さまざまな新機能が搭載されている。ウイルス対策機能においては、自身のファイルやプロセスなどを隠蔽しつつシステムに侵入する“ルートキット”を検出・駆除できるようになったほか、スキャンしないフォルダや拡張子を指定できるようになった。 ファイヤーウォール機能では、本ソフトの利用者間で「Windows Live Messenger」の通信を暗号化する機能や、悪質なWebサイトの表示をブロックする機能が追加された。また、従来は新たに通信を行うソフトを検出すると、ユーザーが通信の可否を設定する必要があったが、この操作を自動化する“信用認証の自動判定”機能が追加された。本機能を有効にすると、同社のデータベースにより安全なソフトであると判定済みのソフトは、自動で通信を許可する設定となる。 そのほか、未修正の脆弱性を検知して自動的に修正できる“脆弱性診断”機能において、これまで対応していたOSの脆弱性に加え、「Flash Player」「Adobe Reader」「RealPlayer」といったサードパーティ製ソフトの脆弱性も修正できるようになった。 本ソフトはWindows 2000/XP/Vistaに対応するフリーソフトで、1日に数回広告が表示される。現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロード可能。広告表示のない有料版も用意されており、ライセンス料は1年間980円(税込み)または無期限で1,980円(税込み)。
【著作権者】キングソフト(株)
□無料セキュリティソフト/オフィスソフト/翻訳辞書/KINGSOFT (中村 友次郎)
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