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OVF形式の仮想アプライアンスに対応した「Sun xVM VirtualBox」v2.2.0が公開64ビットのホストOS上ではゲストOSへメモリを16GBまで割り当て可能に
仮想アプライアンスとは、ある機能を実現するために必要なOSやソフト、アプリケーション実行環境などをあらかじめ仮想PCにインストールし設定を施したもの。動作させるまでに煩雑なインストール作業・設定作業が必要だったり、特定のOSやアプリケーションを必要とするシステムを、仮想PCごと単一の“仮想アプライアンス”として配布できれば、導入の手間を大幅に省くことができる。 本バージョンでは、3月23日に標準化団体“Distributed Management Task Force(DMTF)”によって策定された仮想アプライアンスの標準規格“OVF 1.0”に対応した。これにより、既存の仮想PC環境をOVF形式の仮想アプライアンスとしてエクスポートしたり、既存のOVFファイルをインポートして本ソフト上で仮想アプライアンスを動作させることが可能となった。 さらに、複数の仮想PCの動作を制御するハイパーバイザーの動作が改善され、とくに頻繁にアクティブな仮想PCが切り替わる状況での実行速度が大きく向上したほか、ホストOSが64ビットOSの場合に仮想PCへメモリを16GBまで割り当て可能になるなどの仕様変更が施されている。 本ソフトはホストOSとしてWindows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/Vista x64/Server 2008 x64に対応しており、個人・学術利用または評価目的に限り無償で使用可能。現在、同社のWebサイトからダウンロードできる。
【著作権者】Sun Microsystems, Inc.
□Sun xVM VirtualBox - ダウンロード - サン・マイクロシステムズ (柳 英俊)
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