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デスクトップの端を突き抜けてカーソルを上下・左右にループ移動「カベナシ」デスクトップの端から端へのカーソル移動が楽になり広いデスクトップで便利
最近は液晶モニターの低価格化が著しく、1,920×1,200といった超高解像度の液晶モニターにも手が届くようになった。しかし、広いデスクトップはウィンドウの一覧性や作業効率が向上する一方で、マウスカーソルの移動量が増えて、それが苦痛に感じることもある。そこで便利なのが「カベナシ」だ。 本ソフトをインストールすると、カーソルがデスクトップの端を突き抜けて上下・左右にループ移動できるようになる。いわば、デスクトップの上端と下端、右端と左端がつながった状態になり、より少ないマウス移動でデスクトップの端から端へカーソルを移動できるようになるわけだ。 また、本ソフトは一部のマルチモニター環境にも対応している。たとえば、プライマリモニターを左、セカンダリモニターを右に並べて配置したデュアルモニターの場合、プライマリーモニターの左端にカーソルが達すると、そのままセカンダリーモニターの右側にカーソルが現れるといった動作が可能になる。さらに、レジストリを編集することで、モニターを上下に配置したマルチモニター環境などにも対応できるようだ。詳しい設定方法は、同梱の“README.txt”を参照してほしい。 そのほか、タスクトレイアイコンの右クリックメニューからは、上下方向にのみループする、左右方向にのみループするといった設定を行うことが可能。また、デスクトップの端をまたいでループ移動する際に、カーソルの移動にウェイトをかけることもできる。ループ移動時に微妙な“ひっかかり”が生じるので、意図しないループ移動を抑制するのに役立つだろう。さらに、画面の四隅から一定の範囲はループ移動を無効にすることも可能。デスクトップ四隅へのマウス移動で実行するタイプのランチャーソフトなどを併用している人には便利だ。
【追記】
【著作権者】TaK 氏
□TaK Web (柳 英俊) 編集部より: 記事初出後、Windows Vista環境において本ソフトをスタートアップに登録する機能が正常に動作しないことを確認したため、記事本文に追記いたしました。
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