|
|
第19回“世界コンピュータ将棋選手権”が5月3日から3日間開催今年も世界各国から集まった強豪が熱い戦いを繰り広げる
過去には、窓の杜ライブラリにも収録されているフリーソフト「Bonanza」のほか、「激指」「IS将棋」といった有名ソフトが優勝を飾っており、前回は世界各国から40チーム以上が参加した。なお、参加には1万円の参加費、CSAが定める機能を有した自作の将棋ソフト、およびそれを実行するPCなどが必要。 前回大会後に行われたエキシビジョン対局では、優勝の「激指」と2位の「棚瀬将棋」が揃ってアマチュアトップ棋士を下すなど、近年の将棋ソフトの進化には著しいものがある。加えて今回は、京都大学大学院情報学研究科の稲垣耕作准教授が打倒羽生4冠を目指して開発した、人間の大脳の働きに近い思考ルーチンをもつ「漫遇(まんぐう)将棋」の参加が見込まれるほか、「Bonanza」の思考ルーチンが1月に公開されており、同ソフトへの対策や同ソフトを参考にしたアルゴリズム改良も予想されるなど、より一層ハイレベルな対局が期待される。
□コンピュータ将棋協会 (柳 英俊)
|
|
|
||||||||||||||||
トップページへ |