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IEに影響を及ぼす脆弱性を修正した「Google Chrome」v1.0.154.59が公開細工されたページをIEで開くと「Google Chrome」が起動しスクリプト実行のおそれ米Google Inc.は23日(現地時間)、同社製Webブラウザー「Google Chrome」の最新安定版となるv1.0.154.59を公開した。本バージョンでは、「Google Chrome」がシステムへ追加する“ChromeHTML”プロトコルに存在する脆弱性が修正された。同社は、本脆弱性の深刻度を“High(高)”と位置付けている。 本脆弱性を利用して細工されたWebページへIEでアクセスすると、「Google Chrome」が起動して複数のタブが開かれ、攻撃者が指定したスクリプトが読み込まれてしまう仕組み。なお、この攻撃は「Google Chrome」が起動していない場合のみ成立する。 「Google Chrome」は、Windows XP/Vistaに対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。なお、すでに本ソフトをインストールしている場合は、数日のうちに自動でアップデートされる仕組み。また、バージョン情報画面から[今すぐアップデート]ボタンを押すことで手動アップデートすることも可能。
【著作権者】Google Inc.
□Google Chrome - ブラウザのダウンロード (中村 友次郎)
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