マイクロソフト（株）は28日、同社製オフィス統合環境「2007 Microsoft Office system」（以下、Office 2007）のアップデートプログラム“Service Pack 2”（以下、SP2）を明日29日より公開すると発表した。

　今回公開されるSP2における主な変更点は、“Open Document Format（ODF）”やPDFなどのファイル形式へ標準で対応すること。また、「Microsoft Office Input Method Editor 2007（IME 2007）」の修正も含まれており、ユーザーが変換した漢字がすぐには学習されない不具合が修正されたほか、長時間使用した場合でも快適に利用できるようになるという。そのほか、過去にリリースされたセキュリティ更新プログラムや不具合修正プログラムがひとまとめにされており、「Office 2007」を最新の状態へ更新することができる。

　SP2は、同社が提供するソフトの更新サービス“Microsoft Update”や“Office Update”を利用して自動更新できるほか、ダウンロードセンターから直接プログラムをダウンロードしてアップデート可能になる予定。なお、公開日である29日は祝日にあたるが、電子メールでのサポートは通常通り行われるとのこと。

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□2007 Microsoft Office system Service Pack 2
http://www.microsoft.com/japan/office/2007/sp2/default.mspx
□窓の杜 - 【NEWS】MS、Office付属の「IME 2007」の変換精度を向上させる修正プログラムを公開
http://www.forest.impress.co.jp/article/2008/10/17/ime2007update.html
□窓の杜 - 【NEWS】マイクロソフト、「Office 2007」のアップデートプログラム“SP1”を公開
http://www.forest.impress.co.jp/article/2007/12/12/office2007sp1.html

（柳 英俊）