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日本語プログラミング言語「なでしこ」のプログラミングコンテストが結果発表応募作品の一部はダウンロードすることも可能
本コンテストは、日本語プログラミング言語「なでしこ」の普及を目的としたもので、プログラミング技術を競う“プログラム”部門だけでなく、マニュアルの作成や不具合報告、掲示板などでの交流といった「なでしこ」コミュニティへの貢献度を競う“コミュニティー”部門が設けられており、幅広いユーザーの参加を募っていた。残念ながら、コミュニティー部門については応募数が少なく表彰者なしとなったが、ゲームから実用ソフトまで「なでしこ」の可能性を感じさせるさまざまなジャンルのソフトが集まった。 最優秀賞は、雪乃☆雫氏作の「15パズル」。縦横4×4のマス目にランダムで並べられた15枚の数字のパネルを、空いた1マスを利用して移動させながら並べ替えるパズルゲームで、「なでしこ」を使い始めて半月程度であるにもかかわらず、パネルの画像をカスタマイズしたり、成績表を作成できるなど、完成度が高い点が評価された。 また、“優良ユーザー賞”として、はやしま氏作のキッチンタイマーソフト「なこタイマー」と、佐世保@パソコン同好会作の3Dレースゲーム「太陽系レース」が選出されている。 コンテストの公式サイトでは、最優秀作品「15パズル」をはじめとする4作品をダウンロード可能。「なでしこ」をインストールすることで実際に動作させられるほか、ソースコードを閲覧することもできる。これを機会に、“日本語でのプログラミング”を体感してみてはいかがだろうか。
□なでしこコミュニティーコンテスト 2008-2009 (柳 英俊)
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