一括アップロード時にサブフォルダも含められるようになった「quanp.on」v2.10

アップロードする際にフォルダ名をタグとして自動登録する機能も追加

「quanp.on」v2.10

設定画面の［オプション］タブ

　（株）リコーは12日、写真や動画、音楽、文書などのファイルをアップロード・共有できるサービス“quanp”の専用クライアントソフト「quanp.on」の最新版v2.10を公開した。最新版の主な変更点は、フォルダ内のファイルを“quanp”へ一括アップロードする際に、サブフォルダ内のファイルも含めてアップロードできるようになったこと。

　サブフォルダ内のファイルをアップロードする機能は、指定フォルダ内のファイルを自動アップロードする機能でも利用可能。また、フォルダ内のファイルをアップロードする際に、フォルダ名をタグとして自動登録する機能も追加された。フォルダ名のタグ登録機能は設定画面の［オプション］タブで指定することにより有効になる。

　さらに、ファイルのアップロード処理をバックグラウンドで実行することで、アップロード処理中も本ソフトを操作可能になった。そのほか、写真や文書などを全画面表示してスライドショーする機能や、写真のExif情報をもとに写真の向きを自動修正して表示する機能なども追加されている。

　本ソフトは、Windows XP/Vistaに対応するフリーソフトで、現在“quanp”のWebサイトからダウンロードできる。また“quanp”は、合計1GBまでのファイルを無料でアップロード可能で、そのほか10GBまでアップロードできる“Standard”コースは月額300円（税込み）、100GBまでアップロードできる“Quantum”コースは月額980円（税込み）の利用料が課金される。

【著作権者】（株）リコー
【対応OS】Windows XP/Vista
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】2.10（09/05/12）