Vistaのエクスプローラを細かくカスタマイズできる「Explorer Construction」

全12種類のオプションでツリービューの表示方法など隅々まで自分好みに仕立てる

「Explorer Construction」v1.0

　「Explorer Construction」は、かゆいところに手が届くオプションが豊富に用意された、Windows Vistaのエクスプローラ専用カスタマイズソフト。Windows Vistaに対応するフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。

　Windows標準のエクスプローラは、いつも使うものだからこそ細かな操作性や挙動に対して不満が募りやすい。本ソフトを使えば、たとえばツリービューの表示方法など、エスクプローラの細かいけれど気になる部分を、チェックボックスをONにするといった簡単な操作でまとめて自分好みにカスタマイズできる。

　カスタマイズできる項目は、“ツリービュー”“リストビュー”“全般”という3つのタブに分かれて全12種類用意されている。“ツリービュー”タブには、エスクプローラの“ナビゲーションペイン”に表示されるフォルダツリーに関する項目が並んでおり、たとえばツリー表示されるフォルダアイコンの表示間隔を狭めて、一度により多くのフォルダを表示することが可能。

　また“リストビュー”タブには、エスクプローラを“詳細”表示に設定している際、更新日時などファイル名以外の項目上でマウスクリックした場合に、Windows XPのエクスプローラのようにファイルを選択せずにドラッグによるファイルの範囲選択やエクスプローラの右クリックメニューを利用可能にするオプションを備える。さらに、“詳細”表示に設定している際にリストビューにグリッド線を表示することもできる。

　そのほか“全般”タブでは、エクスプローラの右上に表示される検索ボックスを非表示にしたり、アドレスバーをWindows XPまでのような、開いているフォルダのフルパス表示に変更するといった設定を行える。


通常のエクスプローラ		本ソフトを使ってカスタマイズしたエクスプローラ

【著作権者】原田千尋　氏
【対応OS】Windows Vista
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0（09/05/18）