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REVIEW (09/05/21)

毎回自動生成される幻想的な夜の都会を翔けるスクリーンセーバー「Pixel City」

ショートカットキーを押せばさまざまなエフェクトを切り替えて表示することも

「Pixel City」v1.0.011
「Pixel City」v1.0.011
 「Pixel City」は、幻想的な夜の都会を飛ぶさまを描くスクリーンセーバー。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows Vistaで動作を確認した。“Google Code”内の本ソフトのページからダウンロードできる。

 スクリーンセーバーを実行すると、ビルが林立する深夜の大都会を左右を見渡しながらゆっくり飛翔する様子が一人称視点で描かれる。ビルの窓から漏れる灯りや、行き交う車のライトが漆黒の闇を照らし、夜空に薄くかかったもやを映し出すさまは幻想的で、まるで空を飛ぶハリウッド映画のヒーローのような気分で都会の夜景を堪能できる。

 また、街に並び立つビルはすべてリアルタイムに生成・描画されており、毎回違った街の風景を楽しめるのも特長。しかも、よく見るとビルの窓から漏れる光の色も1つずつ異なるなど、細部の再現性にもこだわって作られているため、ランダム生成された無機質な都会であるにもかかわらず、どことなくそこに住む人々の生活感を感じさせるのが不思議だ。

 さらに、スクリーンセーバーの実行中には、さまざまなショートカットキーで描画オプションを切り替えることが可能。たとえば、[E]キーを押すとリアルタイムでエフェクトを切り替えて描画できるほか、[F]キーでフレームレートなどを表示したり、[W]キーでビルの輪郭をワイヤーフレームで重ねて表示することも可能。また、[L]キーを押せば、上下に黒帯が現れて劇場風のワイド画面で表示するようになるなど、まるで映画のワンシーンであるかのような演出が楽しい。なお、これらのショートカットキーについてのヘルプは、[F1]キーで確認可能。

スクリーンセーバーの実行中はさまざまなショートカットキーで描画オプションを切り替え可能   スクリーンセーバーの実行中はさまざまなショートカットキーで描画オプションを切り替え可能
スクリーンセーバーの実行中はさまざまなショートカットキーで描画オプションを切り替え可能

 そのほか、編集部で試用したところ、本ソフトはデュアルモニター環境でも利用可能で、複数モニターをまたがった夜景の表示もできることを確認した。ぜひマルチモニター環境で、壮大な都会の夜景を味わってほしい。

デュアルモニター環境でも利用できる
デュアルモニター環境でも利用できる


【著作権者】Shamus Young 氏
【対応OS】(編集部にてWindows Vistaで動作を確認)
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0.011(09/05/08)

□pixelcity - Google Code
http://code.google.com/p/pixelcity/

(柳 英俊)




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