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GPSと連携するWindows Mobile向けストップウォッチソフト「G-Watch」計測中に移動距離や移動速度を割り出せるほか移動ルートをKML/GPX形式で出力可能
本ソフトは、タッチパネルでの操作を前提として設計されており、ほとんどの操作が矢印や“×”といったアイコンをタッチするだけで行える使い勝手のよさが特長。タッチした瞬間にバイブレーションでフィードバックしたり、画面切り替えがスライドアニメーションで行われるなど、機能だけでなく細かい使い勝手へのこだわりが随所に見られる。 本ソフトのメイン画面には、“ストップウォッチ”“カウントダウン”“Geocaching”“セッション”といった機能の項目が2画面に分割されて用意されており、画面右下の矢印ボタンをタップすることで画面をスライドして表示項目を切り替えることができる。各機能からホーム画面に戻るには、画面左下に設けられたWindowsのスタートボタンを模したアイコンをタッチしよう。 メインとなる機能はGPSと連携できるストップウォッチで、ラップタイムを計測できるほか、複数のストップウォッチを登録して同時に計測することも可能。複数のストップウォッチを利用する際は、それぞれについているスタート・停止ボタンで並列して別々に動かせるほか、画面下部のボタンを利用して一括でスタート・停止させることもできる。 GPSとの連携機能としては、総移動距離やラップごとの移動距離、移動速度などを割り出して、ストップウォッチ画面に表示する機能などを備える。GPS機能が有効かどうかは“Geocaching”画面で確認できるほか、ストップウォッチ画面の下にあるアンテナアイコンからもチェック可能。電波の図柄がアニメーションしていれば、衛星を捕捉できていないか測位作業中なので、少し時間を置いたほうがよいだろう。 さらに、ストップウォッチ機能を終了させると、計測中に移動したルートの情報が“セッション”として保存され、それをKML/GPX/CSV形式でエクスポートできる。エクスポートは“セッション”画面から可能で、たとえばKMLファイルでエクスポートしておけば、「Google Earth」などで移動ルートを再生することも可能。ランニングやツーリングの際に利用すれば、自宅でそのルートを振り返る楽しみが増えて面白いかもしれない。 さらに、本ソフトはアラーム機能も備えており、“カウントダウン”画面から利用可能。“秒”が“第2”と表記されるなど、一部で翻訳ミスも残っているが、こちらも複数のアラームを登録できて使い勝手がよい。
【著作権者】Jorg Michel 氏/Daniel Bergmann 氏
□ageye.de: Home of G-Alarm, G-Profile, G-Watch, G-Light, G-Invaders and Caver (柳 英俊)
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