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Adobe、13件以上の脆弱性を修正した「Adobe Reader」v9.1.2を公開自動アップデート機能を利用して更新可能米Adobe Systems Incorporated.は9日(現地時間)、「Adobe Reader」の最新版v9.1.2を公開した。本バージョンでは多くの脆弱性が修正されており、脆弱性の影響を受けるのは「Adobe Reader」v9.1.1以前の全バージョン。なお、製品版「Adobe Acrobat」v9.1.1以前にも同様の脆弱性が存在する。 同社が公表した脆弱性は13件にのぼり、その内容はスタックオーバーフローやメモリ内容の破壊などで、ソフトの強制終了や任意コードの実行を引き起こすおそれがある。さらに同社によると、いくつかの非公開の脆弱性も修正されているとのこと。 なお9日現在、「Adobe Reader」v9.1.2はv9.1以降向けのアップデートプログラムとして提供されており、本体と別にインストールする必要があるので注意。「Adobe Reader」の自動アップデート機能を利用してインストールすることもでき、この場合は[ヘルプ]メニューの[アップデートの有無をチェック...]を選択すればよい。 また、製品版「Adobe Acrobat」v9や、「Adobe Reader」「Adobe Acrobat」の旧シリーズv7/8向けにもアップデートプログラムが公開されている。 なお同社は先月末、今夏より「Adobe Reader」「Adobe Acrobat」のセキュリティアップデートを四半期ごとの定例公開とし、マイクロソフトの月例アップデートと同じ日に公開する方針を打ち出していた。
【著作権者】Adobe Systems Incorporated.
□Adobe - Reader 9 (中村 友次郎)
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