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相栄電器、SSDの最適化機能を搭載した「Diskeeper 2009 with HyperFast」を発売SSDの特性を考慮した最適化を行い、ピーク時の書き込み速度と寿命を最大化
SSDはHDDよりもデータの読み書き速度が速く、消費電力が少ない、可動部がなく耐衝撃性が高い、静粛性に優れているといった利点をもつが、一方で記憶素子の書き換え回数に制限があるのが難点。また、HDDとはデータを書き換える際の内部処理が異なり、現行のWindowsではその特性が発揮されないばかりか、利用しているうちにパフォーマンスが低下したり、製品寿命が著しく縮まったりするおそれがある。 そこで“HyperFast”機能を利用すれば、SSDのディスクコントローラーがもつ特性を考慮して、あらかじめ連続した領域へデータを書き込めるように空き領域を作成できるため、SSDのピーク時の書き込み速度と寿命を最大化できる。同社によると、8GBのSSDにおけるベンチマークで読み取り速度が5.9倍、書き込み速度が19.5倍向上するなど、著しい性能向上がみられたという。 また、本機能は空き時間に低負荷で最適化作業を実行する“InvisiTasking”技術と連携できるので、ユーザーはバックグラウンドで行われる最適化作業を意識せずPCを利用できる。なお、SSDかどうかは自動で判定され、ユーザーが特殊な設定を行う必要もない。 「Diskeeper 2009 with HyperFast」は複数のエディションが用意されており、一通りの機能を備えた「Diskeeper 2009 with HyperFast Professional」の対応OSはWindows 2000/XP/Vista/XP x64/Vista x64。価格はオープンプライスで、メーカー想定価格(税込み)は8,000円前後。また、すでに「Diskeeper 2009」を利用しているユーザー向けの追加パックも用意されており、メーカー想定価格(税込み)は2,400円前後となっている。
【著作権者】Diskeeper Corporation
□相栄電器株式会社 (柳 英俊)
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