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NEWS (09/06/12 17:15)

相栄電器、SSDの最適化機能を搭載した「Diskeeper 2009 with HyperFast」を発売

SSDの特性を考慮した最適化を行い、ピーク時の書き込み速度と寿命を最大化

「Diskeeper 2009」体験版
「Diskeeper 2009」体験版
 相栄電器(株)は12日、「Diskeeper 2009 with HyperFast」の販売を開始した。本ソフトは昨年12月に発売された高機能デフラグソフト「Diskeeper 2009」へ、SSDに特化した最適化を行う“HyperFast”機能を追加したもの。なお、“HyperFast”機能は昨年公開された「Diskeeper 2009」の体験版にも搭載されており、30日間無償で試用することが可能。体験版は現在、同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

 SSDはHDDよりもデータの読み書き速度が速く、消費電力が少ない、可動部がなく耐衝撃性が高い、静粛性に優れているといった利点をもつが、一方で記憶素子の書き換え回数に制限があるのが難点。また、HDDとはデータを書き換える際の内部処理が異なり、現行のWindowsではその特性が発揮されないばかりか、利用しているうちにパフォーマンスが低下したり、製品寿命が著しく縮まったりするおそれがある。

 そこで“HyperFast”機能を利用すれば、SSDのディスクコントローラーがもつ特性を考慮して、あらかじめ連続した領域へデータを書き込めるように空き領域を作成できるため、SSDのピーク時の書き込み速度と寿命を最大化できる。同社によると、8GBのSSDにおけるベンチマークで読み取り速度が5.9倍、書き込み速度が19.5倍向上するなど、著しい性能向上がみられたという。

 また、本機能は空き時間に低負荷で最適化作業を実行する“InvisiTasking”技術と連携できるので、ユーザーはバックグラウンドで行われる最適化作業を意識せずPCを利用できる。なお、SSDかどうかは自動で判定され、ユーザーが特殊な設定を行う必要もない。

 「Diskeeper 2009 with HyperFast」は複数のエディションが用意されており、一通りの機能を備えた「Diskeeper 2009 with HyperFast Professional」の対応OSはWindows 2000/XP/Vista/XP x64/Vista x64。価格はオープンプライスで、メーカー想定価格(税込み)は8,000円前後。また、すでに「Diskeeper 2009」を利用しているユーザー向けの追加パックも用意されており、メーカー想定価格(税込み)は2,400円前後となっている。


【著作権者】Diskeeper Corporation
【対応OS】Windows 2000/XP/Vista/XP x64/Vista x64
【ソフト種別】体験版
【バージョン】13.0.835.0

□相栄電器株式会社
http://www.sohei.co.jp/
□窓の杜 - 【NEWS】リアルタイムデフラグ機能に磨きをかけた「Diskeeper 2009」日本語版
http://www.forest.impress.co.jp/article/2008/12/11/diskeeper2009.html
□窓の杜 - Diskeeper 日本語体験版
http://www.forest.impress.co.jp/lib/sys/hardcust/defrag/diskeeper.html
□【元麻布春男の週刊PCホットライン】 SSDの寿命(PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hot/20090420_127747.html
□【元麻布春男の週刊PCホットライン】 SSDの寿命を長持ちさせるには(PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hot/20090423_152989.html

(柳 英俊)




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