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ペンタブレットの筆圧感知に対応する線画専用ペイントソフト「AzDrawing」レイヤーに対応し、ベジェ曲線やスプライン曲線など描画機能も充実
レイヤーに対応しているほか、ベジェ曲線やスプライン曲線、連続直線や集中線を描画する機能も備え、非常に軽快かつ快適に線画を描くことができる。さらに、ペンタブレットの筆圧感知に対応しており、実際の紙に絵を描いているような感覚で、アンチエイリアスのかかったきれいな線を描くことが可能。 ただし本ソフトは、各レイヤーごとの線色を指定することはできるが、1つのレイヤー内で複数の色を利用することはできないなど、色塗りに関してはほかのソフトで行うことを前提としている。 本ソフトでは、基本的にペンと消しゴムのみを使って絵を描いていくのだが、ペンはサイズや色の濃度、筆圧などを細かく数値で指定することが可能。手軽に線画を練習したいという人はもちろん、色はほかのソフトで塗るので、線画の描画に特化したソフトを探していたという人にもお勧めだ。 画像ファイルの読み書きは、本ソフト独自形式のADW形式やBMP/PNG/JPEG形式のほか、同作者製のレイヤーやマスク処理に対応する無料ペイントソフト「AzPainter2」の独自形式であるAPD形式に対応している。また、アドビの「Photoshop」で利用されているPSD形式での出力が可能なほか、各レイヤーをフレームとしたアニメーションGIFを作成することも可能。なお、本ソフトで読み込んだ画像は色の情報が失われ、濃淡の情報のみのモノクロ画像として扱われる。 本ソフトで描いた線画に色を塗る場合は、「AzPainter2」を併用すると便利。「AzPainter2」は、ADW形式のファイルをレイヤー情報を保持したまま読み込めるため、スムーズに線画から色塗りの作業へと移行することができるだろう。また、ペンタブレットの筆圧感知に対応しているほか、レイヤーを使った塗りつぶし機能など、色塗りに関する機能を豊富に備えているのもポイントだ。 ADW形式のファイルを「AzPainter2」で読み込んだ場合、編集後にそのままの形式で保存すると色情報が失われてしまうが、ADW形式のファイルを上書き保存しようとした際は、確認のダイアログを表示してくれるので、誤って上書き保存してしまう心配も少ないだろう。
【著作権者】Azel 氏
□AzSky (加藤 達也)
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