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USBメモリなどから“OLPC”用のOSを利用できる「Sugar on a Stick」が無償公開日本語には非対応だが物理エンジンを利用した動くお絵かきソフトなどを利用可能
「Sugar on a Stick」は“Live CD”として起動するほか、USB接続のストレージからのOS起動に対応しているパソコンであれば、1GB以上の容量をもつUSBメモリからの直接起動も可能。USBメモリから起動する場合は、OS起動用USBメモリの作成ソフト「liveusb-creator」から、“Live CD”用のISOファイルを指定してOS起動用USBメモリを作成する仕組み。編集部にて“Eee PC 901”での起動も確認した。 なお、編集部にて試用したところ「Sugar on a Stick」は日本語入力機能を備えていないため日本語を入力できないほか、Webページなどの日本語もひらがな・カタカナは表示できるものの、漢字は文字化けしてしまった。またユーザーインターフェイスを日本語に設定できるが、Webページと同様に漢字が文字化けしてしまった。 このように、本OSは教育用のOSとして実用するのは難しいが、“Sugar”の備えるアプリケーション群を体験することは十分にできる。たとえば、2D物理エンジンを利用した動くお絵かきソフト「Physics」や、GUIでカメの動きをプログラミングできる「Turtle Art」、GUIと簡単なスクリプトを使ってアプリケーションを開発できる「Etoys」などを利用可能。さらに、「Etoys」はユーザーインターフェイスなどを漢字も含めて日本語化できる。
□Sugar Labs-learning software for children
【7月2日追記】
詳しい導入方法はKorakurider氏のブログに掲載されているので、そちらを参照してほしい。
□SoaS (Sugar on a Stick) Strawberry を日本語で使う方法 - korakuriderの日記 (長谷川 正太郎)
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