NEWS （09/07/01　17:40）

「Google ツールバー」v6.2.1815.1002

翻訳後のWebページ

　米Google, Inc.は6月30日（現地時間）、IE用ツールバー「Google ツールバー」の最新版v6.2.1815.1002を公開した。本バージョンでは、Webページの翻訳機能が強化されており、従来の“Google 翻訳”にアクセスして閲覧中のWebページを翻訳する機能の代わりに、外国語で記述されたWebページにアクセスするだけで、自動で普段利用している言語に翻訳してWebページの表示を置き換える機能が搭載されている。

　本ソフトをインストールした状態で外国語のWebページを訪れると、Web描画領域の上側にバーが表示され、Wwbページを翻訳するかどうかを尋ねてくる。翻訳したい場合は、バーの右側にある［翻訳］ボタンをクリックすれば、その場でWebページ上のテキストを普段利用している言語に翻訳してくれる。

　さらに、頻繁に同じ言語のページ翻訳していると、その言語のページを常に翻訳して表示するかどうかを設定するボタンがバー上に表示される。常に翻訳するように設定しておけば、次回からは設定した言語のページにアクセスすると同時に自動でWebページを翻訳してくれる仕組み。

　なお、外国語サイトを訪れた際にバーを表示させたくない場合は、ツールバーのオプションにある“ツール”の“翻訳”項目でバーを表示しないように設定可能。バーを表示せずに手動で翻訳を行いたい場合は、ツールバー上の［翻訳］ボタンを押せばよい。

　本ソフトはWindows上のIE6以降に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows Vista上のIE7で動作を確認した。現在、同社のWebサイトからダウンロードできる。

【著作権者】Google, Inc.
【対応OS】（編集部にてWindows Vistaで動作確認）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】6.2.1815.1002/ja (GGLL)（09/06/30）

□Google ツールバー
http://www.google.com/toolbar/ie/
□窓の杜 - Google ツールバー
http://www.forest.impress.co.jp/lib/inet/browser/ietoolbar/googletbar.html

（加藤 達也）