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仮想PC上でDirect3Dを利用可能になった「Sun xVM VirtualBox」v3.0.0DirectXの3D機能を利用した3Dゲームやソフトも仮想PC上で利用できる
仮想PC上でDirect3Dを利用するには、まず仮想PCが起動していない状態で仮想PCの設定を開き、“Display”画面の“3Dアクセラレーションを有効化”チェックボックスをONにする。次に、仮想PCのWindowsをセーフモードで起動し、仮想PCウィンドウの[デバイス]メニューにある[Guest Additionsのインストール]項目を選択し、仮想PC上で「Sun VirtualBox Guest Additions」をインストールしよう。 このとき、インストーラーで“Direct3D Support”チェックボックスをONにする。インストールが完了すると再起動を促されるので、再起動してWindowsを通常起動しよう。あとは、仮想PCにDirectXをインストールすれば3Dゲームやソフトを利用できるようになる。対応するDirect3Dのバージョンは8/9で、編集部にて「Google Earth」をDirectXモードで利用できることを確認したほか、3DアクションRPG「The Ruins Of The Lost Kingdom」もプレイ可能なことを確認した。
また、最新版では仮想PC上のWindows/Linux/Solaris環境で、OpenGL 2.0にも対応している。さらに、“フルスクリーン”“シームレス”モードの利用時にデスクトップの下側へ、仮想PCウィンドウのメニューバーと同様の操作が行えるミニツールバーを表示する機能も追加された。ミニツールバーはマウスカーソルを近づけると現れ、マウスカーソルが離れると自動で隠れる仕組み。 そのほか、サーバー向けに仮想CPUの最大数が32個へ拡張されるといった機能追加や仕様変更などが施されている。 本ソフトは、ホストOSとしてWindows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7 beta/Vista x64/Server 2008 x64/7 beta x64に対応しており、個人・学術利用または評価目的に限り無償で使用可能。現在、同社のWebサイトからダウンロードできる。
【著作権者】Sun Microsystems, Inc.
□Sun xVM VirtualBox - サン・マイクロシステムズ (長谷川 正太郎)
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