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“Google Workspace”の新ストレージポリシー、導入スケジュールが一部変更

“Google フォト”の無限バックアップ終了が6月1日に終了することに変わりはなし

公式ブログ“Google Workspace Updates”

 米Googleは4月5日(現地時間)、“Google Workspace”で予定されている新しいストレージポリシーの導入スケジュールを一部変更すると発表した。

 “Google Workspace”ではストレージポリシーの変更が予定されており、従来は“Google ドライブ”のストレージ制限にカウントされないケースでもクォータ(割り当てられたストレージ)を消費するようになる。たとえば、“Google フォト”では写真の品質を“元の画質”から“高画質”(画像は16MP、動画は1080p)に縮小することで無制限にバックアップできていたが、来年6月1日以降にアップロードされたメディアは“Google ドライブ”のストレージを消費する。事実上のサービス縮小だが、一日430万GB以上に達するアップロードファイルに対応するためには必要な措置だという。

 ストレージポリシーの新しい導入スケジュールは以下の通り。“Google フォト”の無制限バックアップ終了が6月1日に終了することに変わりはない。

  • 2021年6月1日:“高画質”の写真がドライブのクォータにカウントされるように(予定の変更なし)
  • 2022年2月1日:新しく作成されたドキュメント、スプレッドシート、スライド、図形描画(Drawings)、フォーム、Jamboardのファイルがストレージにカウントされるように。2022年2月1日より前に作成され、その後も変更されていないものについてはカウントされない

 なお、以前発表された個人アカウント向けの変更に関して、予定の変更はない。