いまさら聞けないExcelの使い方講座

パワポで箇条書きの行頭文字「・」が地味過ぎる? 印象に残るように特別感を出すテク

オリジナルの行頭文字を挿入する

 発表用のスライドを作成する場合、詳細な内容をぎっしり詰め込まずに、ポイントを絞って掲載しますよね。一般的には「箇条書き」がよく使われます。

ポイントを箇条書きにした例

 普通のあしらいですが、シンプルすぎて、印象に残りにくいと感じたことはありませんか? 一覧から選択できる行頭文字に変更する人も多いでしょう。しかし、「◆」や「✓」に変更したからといって特別感があるわけではありません。今回は手軽にオリジナルの行頭文字を挿入するテクニックを紹介します。

箇条書きの行頭文字は変更可能だが、変わり映えはしない

箇条書きの行頭文字にアイコンを指定する

 テキストボックス内の文字列を箇条書きに変換する場合、[ホーム]タブの[箇条書き]をクリックすることが多いですよね。オプションメニューを活用しましょう。実は、行頭文字に「アイコン」を指定可能です。行頭文字として指定されるので、追加する項目も同じアイコンが引き継がれます。

テキストボックスを選択しておく。[ホーム]タブにある[箇条書き]の[∨]をクリックして、[箇条書きと段落番号]を選択する
[図]をクリックする
[アイコンから]をクリックする
任意のキーワードを入力してアイコンを選択し、[挿入]をクリックする
行頭文字がアイコンに変更された
改行すると行頭文字が引き継がれる

アイコン挿入時の時短ワザ

 アイコンを個別に配置して、行頭文字のように見せている方も多いかもしれません。しかし、後からアイコンを変更したい場合はどうしていますか? アイコンを挿入し直して、配置するのに手間取った経験はないでしょうか。右クリックからの時短ワザを覚えておくと便利です。

行頭文字の代わりにアイコンを配置した例。後から差し替えたい場合にアイコンを挿入し直す必要はない
差し替えたいアイコンを選択して右クリック。[グラフィックの変更]-[アイコンから]を選択する
任意のキーワードを入力してアイコンを選択し、[挿入]をクリックする
アイコンをまとめて差し替えられた

 ちょっとした工夫で、印象は大きく変わります。ひと味違うアクセントを取り入れてみてはいかがでしょうか。