窓の杜とぴっくす | |
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家計簿ソフトの定番「ひかる」が v7.00 にバージョンアップした。今回は Windows 95 や MS-Word でおなじみの「起動時のワンポイント」が表示されるようになり,初心者でも毎日使ううちに少しずつ覚えられるよう工夫がなされたのが大きな改良点だ。またフローティング&ドッキングツールバーになり,ウィンドウの外の邪魔にならない場所にもツールバーを適宜移動できるようになった。ヘルプに特に説明はないが,ツールバーの右端やボタンとボタンの間のセパレータ部分をドラッグすると移動できる(ただしバーの変形はできないようだ)。ひかるは家計簿ソフトだけあって消費税の計算や加算がとても簡単なのも特長の1つ。来る4月1日から実施される消費税率5%への対応も今回行われ,将来的な税率変更にも柔軟に対応できるようになった。つい先日までだった確定申告の際に『もっときちんと金銭管理しておけばよかった』と後悔した人はいないだろうか。後悔先に立たず。備えあれば憂いなし。せっかく買ったパソコンは「ひかる」で十分活用して,来年こそはスマートにいこう。
3/19のこのコーナーでお伝えした「MSN スタートページも安全でないの? 連日の MS-IEセキュリティ問題の余波」という記事について,原因は MSNのサーバ上にある fsplash.cab の中身が空のためと報告しましたが,これは MSN 側の問題ではなく,インプレスの HTTPプロキシーにキャッシュされたデータが何らかの原因で壊れていたためと判明しました。そのため何度試しても壊れた fsplash.cabしか入手できず,あのような記事内容になってしまいました。休日を挟んだために MSN 側への確認が遅れ,先走って情報を流してしまったことも一因でした。ここに記事内容を訂正するとともに,関係者各位にお詫びいたします。
なお,このような安全性の誤認は残念ながら現在の HTTP Proxy システムを利用していれば誰にでも起こりうることです。 Alert Dialog が表示された場合は Cached Proxy を疑う必要があること,また HTTP header での長さと実体の長さが一致しない場合,WWWブラウザは別の文字列の Alert Diaglog を出してくれる方がユーザの混乱を防ぐには望ましいということが,今後の ActiveX や安全性認証システムの課題であるのかもしれません。