窓の杜とぴっくす | |
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今月初頭から(誤報も含め)幾度かのセキュリティ問題で騒がれた「インターネットエクスプローラ」が 3.02 にアップデートした。日本語版も英語版リリースの翌日という珍しく早いリリースだ。 今回のアップデートでは,これまでのセキュリティホールの問題のいくつかを修正したほか,新たに「Auto-Proxy」「Auto-Configlation」というプロキシーサーバや「スタートページ」などの設定を自動的に設定してくれる機能がついたということだ。しかしこれらを利用するには設定を記述した JavaScript をサーバ上に用意する必要があり,イントラネット向けの機能ということができるだろう。
なおセキュリティ問題のうち,NT4.0 でのファイル共有を利用したパスワードクラックの問題は MS-IE 3.02 for NT4.0 においても修正されていないことが指摘されている。この問題に対しては Firewallで内部から PORT 139 へ出て行くパケットを止めるのが最善策ということなので,企業などで Firewall を設定しているところは NT4.0対策しておくべきだろう。
セキュリティホールを指摘したページ (ただしこのページの中に IE3.0x for NT4.0 でアクセスすると実際にパスワードが流出してしまうリンクがあるので注意すること)