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窓の杜とぴっくす
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キーカスタマイズに最適「AltIME95」アップデート
(4/6/97)
AltIME95でキーカスタマイズ |
キーボードのキー割り当てを変更する「AltIME95」が 2.09にアップデートした。今回の変更点は "C:\Program Files\AltIME95" などのようにインストール先のフォルダのパスが長いファイル名を含んでいる場合に ALTIME.VXD を読み込めないエラーが出た不具合の修正のみだ。
「AltIME」はもともと日本語入力中に [Alt + 英字] で英字をそのまま入力するためのツールだったのが,その後の開発でいろいろなキー割り当て変更にも対応してきた。キー変更ツールには他にもいろいろとあるが,「AltIME95」は非常に多機能ながら右図のようにチェックボックスをチェックするだけで設定でき,初心者にも容易に使えるのがいい。また上級者向けにはレジストリを変更することで任意のキーを入れ替えることも可能なのだ。Win95 だけでなく NT4.0 にも対応しており,最近では「マイクロソフトインテリマウス」のホイール機能に対応,ホイール未対応のソフトでもホイール回転によるスクロールを有効にしてくれるオプションが付いたのも嬉しいニュースだろう。 除外ソフトの設定もキー操作一発なので非常に簡単だ。常駐ソフトは相性やリソース消費が気になり極力減らしたい人にとってはお薦めと言える。
レジストリエディタで変更 |
なお PC/AT互換機系の 106キーボードで [変換]キーを IME 起動キーに設定するためには,添付説明書にあるようにレジストリエディタ([スタートメニュー - ファイル名を指定して実行] で regedit と入力すれば起動する) で [マイコンピュータ - HKEY_CURRENT_USER - software - Chombo - AltIME] にある HotKey を 79 に変更する必要がある(右図)。 AltIME95 でこれを設定すると Win95 標準の [Alt + 半角/全角] でも,設定した [変換] でもどちらでも IME を起動できるようになる。これが可能なのは他の同類ソフトでも少ない。右親指だけで IMEを起動できるこのキー割り当ては,筆者の周囲を見ても非常に需要が高いように思うし,Win95 標準の IME起動キーを残したまま [変換] にも割り当てられることはマシンを複数の人間が共有している環境では重要なポイントなのだ。しかしレジストリを直接いじらなければいけないのは面倒だし,そもそも設定ミスをしたときの危険度を考えればとてもじゃないが初心者向きではない。 AltIME95 はこの1点のみが非常に残念だ。今後のバージョンアップにぜひ期待したい。
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