窓の杜とぴっくす

『Windows95 環境改善の手引き』も今回で三回目を迎えました。全八回で連載を終える予定ですが、あくまでも予定は未定なので分かりませんよ。連載中に Change-moi が Ver2.25a にアップデートしたのに合わせて、［第二回］の表の一部を修正しておきましたので、ご参考下さい。

この連載では Tweak UI(Ver1.1), Change-moi(Ver2.26), 窓の手(Ver3.2) の３つのソフトを比較して紹介していきます。以上のソフトを用いて、Windows95 の環境を容易に改善可能ですが、環境によっては動作しない機能もあるかもしれません。さらに注意して頂きたいのは「簡単＝安全」では無いので、ご自身の責任で行って下さい。レジストリのバックアップは必須なのは言うまでもありません。

さて、今回のテーマは「デスクトップの改善」ですが，主にデスクトップアイコンについて取り上げています。ピンクの背景に○×をつけている列の項目が、それぞれの表の総合的なものです。表ごとに簡単に解説していきます。

「アイコンの表示色変更」は初期状態では 16色で表現されているアイコンを 256色で表現できるようになります。インターネットのアイコンは 256色で表示させると鮮やかになりますが、256色のアイコンが用意されていないものでは、いままでどおりの 16色で表示されてしまいます。「ショートカットアイコンの変更」は、ずばりショートカットアイコンに付加される矢印の形状を変更します。

追加情報：97/10/8
Change-moi Ver2.26 では、デスクトップのアイコン名の背景色を透明化することが可能になりました。綺麗な壁紙を使用している人にとっては待望の機能だと言えますね。壁紙を張り替えると透明化は無効になってしまいますが、この透明化の機能を利用する設定にしているとスタートアップに自動的に登録される Peins-moi.lnk を実行することで、再度透明化の状態に戻すことができます。

追加情報：97/10/12
白川さんから色々と貴重な情報をいただきました。『「デスクトップの終了時の位置関係を保存しない」設定というのは、Tweak UI の「エクスプローラーの終了時の設定を保存」しないのと同じである。』という趣旨のご指摘は、表に反映させていただきました。また『Change-Moi や窓の手は、Tweak UI とレジストリへの読み書き方法が異なるために、矛盾が生じてしまうことがある。特に窓の手は誤認識したまま設定を変更してしまう恐れもある。』ので使用の際には注意してください。

次回はシステムフォルダやコントロールパネルなどの特殊アイコンを変更することをメインに扱い、テーマは「特殊アイコンの改善」にする予定です。ご期待下さい

• ［第一回］Windows95 環境改善の手引き「起動時の改善」(9/16/97)
• ［第二回］Windows95 環境改善の手引き「スタートメニューの改善」(9/24/97)

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