超多機能ファイラー「As/R」がメジャーバージョンアップ、v8.0.3.0が公開

「As/R」v8.0.3.0

「テキストビューア（Txv.exe）」

　ファイル管理ソフト「As/R」の最新版v8.0.3.0が、3日に公開された。メジャーバージョンアップとなる本バージョンではメニューの見直しや無駄な処理の削減、安定性の向上などが盛り込まれている。

　「As/R」は、老舗のファイラー「まめFile」の後継として開発されたタブ切り替え型のファイル管理ソフト。軽量かつ高速でありながら多機能で拡張性に富んでおり、「エクスプローラー」では飽き足らない上級者向けのファイラーとして一定の支持を集めている。

　v8.x系統における変更は既存の機能の改善がメインで、大きな新機能の追加はないが、旧作からそのまま引き継いだという「テキストビューア（Txv.exe）」の改良が図られている。文字処理が本体プログラムと共通化された結果、読み込み可能な文字セットが6種類から150種類へと大幅に拡充されたほか、ツールバーのアイコンの見直しや不要となったコマンドのクリーンアップが行われるなど、ユーザーインターフェイスが改善された。

　そのほかにも、［Ctrl］＋［Y］キーにリドゥコマンドが割り当てられるなどの変更が施された。これに伴いアップデートすることでメニューの構成がずれが発生する可能性があるという。詳しくは作者の公開している“Ver.8への移行に関する注意事項”を参照してほしい。

　「As/R」は64bit版を含むWindows Vista/Server 2008/7/Server 2008 R2/8/Server 2012/8.1/Server 2012 R2/10に対応するフリーソフトで、現在作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。