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パスワード管理サービス“1Password”のコマンドラインツールがパブリックベータに

“op”コマンドで機能へアクセス。Windows/Mac/Linux/FreeBSD/NetBSD/OpenBSDに対応

公式ブログ“AgileBits Blog”

 加AgileBits, Inc.は6日(現地時間)、パスワード管理サービス“1Password”のコマンドラインツール「1Password CLI」をベータ版として公開した。

 ほぼすべてのプラットフォームで利用できる“1Password”だが、あえて言えばGUIでしか利用できないため、他のツールとの連携が難しい点が弱点と言えるだろう。今回パブリックベータとしてリリースされた「1Password CLI」は、その弱点を補うためのツールだ。

 「1Password CLI」を利用すれば、“op”コマンドで“1Password”のアカウントへアクセス可能。“op signin”でサインインすれば、ユーザー名とパスワードの取得、アイテムと保管庫(ボールト)の作成・管理、ドキュメントの操作など、幅広い機能へ安全にアクセスできるようになる。上位プラン“Pro”のユーザーであれば、チームメンバーのアクティビティログを出力することも可能。“1Password”のサービス本体と同じく「Go」言語で開発されており、テストも徹底されているという。

 「1Password CLI」は現在、同社のWebサイトからv0.1を無償でダウンロード可能。対応OSは、Windows/Mac/Linux/FreeBSD/NetBSD/OpenBSDとなっている。