スマートフォン向けOS“Android（アンドロイド）”用アプリのライブラリサービス“Androidマーケット”（以下、“マーケット”）には、日々すばらしいアプリが次々と登場している。しかし現在のマーケットは人気アプリや定番アプリにたどり着くための仕組みが弱く、大量のアプリを前に途方にくれてしまう場面も多い。そこで『杜のAndroid研究室』では、さまざまなテーマに沿って窓の杜スタッフが厳選したアプリを紹介していく。今回はちょっとした息抜きや、飲み会の小道具として利用できそうな面白アプリ10本を紹介しよう。

二者択一で迷ったら小さなパンダの多数決で決めよう「Pandom Board」

　「Pandom Board」は、自分では決められない二者択一の決断を小さくて可愛いらしいパンダに委ねるアプリ。まずは画面上に用意された2枚の紙に、今まさに決断が迫られている“買う”“買わない”のような選択肢を指で書き込もう。選択肢を記入したら、画面下部にある［START］ボタンをタップすると、5匹のパンダが選択肢に向かってフラフラと歩いていき、より多くのパンダがたどり着いた選択肢が採用となる。

気分は超能力者!? 画面をタッチすると電撃が走る「Spark」

　「Spark」は、画面上に電撃を走らせて超能力者になった気分を味わえるアプリ。起動すると画面が真っ暗になり、画面上でタッチした位置を中心として、バチバチと激しく電撃が走るようなエフェクトが表示される。電撃のエフェクトとともに端末が振動するため、まるで超能力に目覚めたかのような気分を味わえるだろう。さらに“Ghost Mode”を利用すれば、ホーム画面を表示して電撃を走らせることも可能だ。

カメラが映す現実の世界にシャボン玉を飛ばす「Bubbles AR」

　「Bubbles AR」は、カメラが映す現実の世界にシャボン玉を飛ばせるアプリ。起動すると、カメラが映す現実の世界が画面全体に表示される。画面上のタッチした位置に先端が丸い棒が表示され、そのままマイクに向かって息を吹きかければ、シャボン玉を飛ばすことが可能。大きなシャボン玉を作りたい場合は、優しく息を吹きかけるとよいだろう。

ラッコをタップして真珠が入った貝を割る「タップタップらっこ」

　「タップタップらっこ」は、ラッコをタップして貝を割るアプリ。画面をタップすると、ラッコが手に持った貝をお腹にぶつけて割ろうとする。すばやく何度も画面をタップすれば、ラッコも負けじとばかりに高速で貝をお腹に叩きつける。

　見事貝が割れると“キラーン！”という効果音が鳴り、ラッコが得意顔で貝の中の真珠を見せびらかしてくる。しかしラッコは、ときどき手を滑らせて貝を投げ飛ばしてしまうこともある。そのときラッコが見せる唖然とした表情は必見だ。

フープを回して遊ぶのが大好きなネコのウィジェット「ふらねこ」

　「ふらねこ」は、フープを回して遊ぶのが大好きなネコをホーム画面に表示できるウィジェット。ネコは普段丸まって寝ているが、タップすると起き上がり、元気よく腰を振ってフープを回し始める。途中でフープを地面に落として失敗してしまうことも多いが、成功したときのネコのうれしそうな表情がキュート。

Android端末が風情のある線香花火に「線香花火」

　「線香花火」は、夏の夜に欠かせない線香花火を楽しめるアプリ。起動したら端末を上下逆さまに持とう。すると1本の線香花火が表示され、タップすることで花火の先端に火をつけられる。玉が激しく火花を発し、やがて落ちてしまう様は儚くも美しい。なお、端末を揺らすとすぐに玉が落ちてしまうので注意。

3Dのリアルなサイコロを転がせる「Dice 3D」

　「Dice 3D」は、画面上で3Dのサイコロを転がせるアプリ。起動すると3Dのリアルなサイコロが表示され、画面をタップしたり端末をシェイクすることでサイコロを転がせる。オプションにより、1度に転がすサイコロの数などを設定したり、透明なサイコロを利用することも可能。麻雀やすごろくなど、さまざまな場面で活躍しそうなアプリだ。

メラメラと揺らめく炎が画面を襲う「FireDroid」

　「FireDroid」は、画面上にメラメラと揺らめく炎のアニメーションを表示するアプリ。起動すると、突然マグマが現れたかのように画面下部が燃え始める。さらに画面上を指でなぞると、軌跡に沿って揺らめく炎のアニメーションが表示される。標準では画面の背景が真っ暗だが、「Spark」と同様にホーム画面を表示して炎のエフェクトを楽しむことも可能。

端末を電光掲示板にして好きな文字を流せる「LED Scroller 3 - FREE」

　「LED Scroller 3 - FREE」は、端末を電光掲示板にして好きな文字を流せるアプリ。電光掲示板に表示したい文字を入力し、フォントや文字色、文字が流れる速度を設定すれば準備は完了。［PLAY!］ボタンを押すと画面全体が電光掲示板となり、入力した文字が右から左へと流れていく。

好きな画像の好きな部分をゆらゆら揺らす「ShakeDroid」

　「ShakeDroid」は、好きな画像のタッチした部分を揺らせて楽しむアプリ。画像を選択したら、揺らしたい位置をタッチして指定していこう。するとタッチした部分が上下にゆらゆらと揺れ始める。

　また、画像を常に揺らすのではなく、画面を指でなぞったり、端末を振った際にしばらく揺れるように設定することもできる。これにより、実際に自分が触って揺らしているかのような気分を味わえるだろう。さらに、揺れ幅や揺れが持続する時間などを調節することも可能。本アプリを使ってどんな画像のどこを揺らすかはキミ次第だ。