複数ファイルのファイル名にそれぞれのタイムスタンプを一括付加できるソフト。付加するタイムスタンプは書式を設定でき、連結文字や桁数の指定も可能。たとえばエクスプローラをいちいち“詳細表示”にしなくてもファイル名から作成日時が常にわかるようにしたいとか、画像をレタッチ処理する前にオリジナルの撮影日時を確実に残しておきたい、といった場合などにお勧め。

　対象とするファイルはドラッグ＆ドロップや保存フォルダのツリー選択などで指定する。［更新］ボタンを押すと処理対象となるファイルすべてがリストアップされ、ファイル名に含まれる文字列で絞り込むことも可能。さらにリスト中のファイル1つ1つをチェックボックスで個別選択することもできる。

　書式設定では、対象のタイムスタンプを作成日時・更新日時・アクセス日時から選択、また挿入位置もファイル名の先頭か末尾、もしくは拡張子の後ろの3通りから選択できる。連結文字や桁数などはサンプル表示を見ながら指定できるのでわかりやすい。書式設定後はリストの下にある［反映］ボタンを押すとリネームが実行される。もし誤って実行した場合などに処理を取り消すアンドゥは1回のみ有効だ。

　なお、動作には.NET Framework 2.0以降が必要。