小説や文章の作成で気をつけたい要素を手軽に解析「下読みさん」
特定の接続詞などの使いすぎや表現チェックに、甘口~激辛でアドバイスも表示
(10/11/01)
文章の作成で気をつけたい要素を手軽に解析できるソフト。句読点や接続詞、形容詞、こそあど、人称などの出現数をカウントし、使いすぎなどの改善点をアドバイスしてくれる。たとえば自作小説やエッセイなどを書いている人で、誰かに読んでもらう前にまず自分で気づきにくい部分を客観的にチェックしたいときにお勧め。
調べたい文章の書かれたテキストファイルを読み込んで[下読み]ボタンを押すと解析結果が現れる。表示されるのはファイルサイズや全文字数のほか、改行、空白、半角文字、形容詞、色、こそあど(指示語)の数、原稿用紙換算での枚数など。さらにタブを切り替えれば、“私”“おれ”“あなた”“貴女”“彼”“彼女”などの人称それぞれの出現数、また感嘆符、疑問符、長音、括弧、句点・読点、“そこで”“しかし”“ただし”といった接続詞などもそれぞれ出現数をカウント表示できる。
続いて[疑問点]ボタンを押すと、解析結果をもとにした独自基準のアドバイスが表示される。たとえば『“何で”は“なんで”にしましょう』とか、『全体的に形容詞を減らした方が良いでしょう』といった具体的な改善点を提示してくれるわけだ。アドバイスのレベルは解析オプションにより“甘口”から“激辛”まで4段階から選ぶことができる。
そのほか任意のキーワードで検索する機能や、句読点・疑問符・感嘆符などの後ろに改行を挿入してテキストをプレビューする機能などもある。
- 【著作権者】
- 小林葉無 氏
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 2.40