ニュース

Rust製コードエディター「Zed」でAIコーディング「GitHub Copilot」の一般提供が開始

設定ダイアログで「GitHub」アカウントの認証を行うだけ

Rust製コードエディター「Zed」とそのAI機能

 Rust言語を採用したコードエディター「Zed」で、「GitHub Copilot」がサポートされたとのこと。米Microsoft傘下のGitHubが2月19日(米国時間)、公式ブログで一般提供の開始を発表した。

 「Zed」は、「Chromium」ベースのUIフレームワーク「Electron」を採用したコードエディター「Atom」と、その構文解析システム「tree-sitter」を開発していたメンバーが立ち上げたプロジェクト。「Atom」の開発は残念ながら2022年11月に終了してしまったが、その遺志を継ぐコードエディターと言えるだろう。

 コードエディターとして代表的な「Visual Studio Code」との最大の違いは、「Electron」を採用していないこと。「Electron」よりもマルチコアCPUとGPUを効率的に活用できるとして、近年評価の高い「Rust」言語で一から書かれている。当初はMacでしか利用できなかったが、現在はLinuxWindowsでも利用できる。

 「Zed」はAI機能を内蔵しており、独自の大規模言語モデル「Zed AI」や各社のコーディングAIサービス、「Ollama」「LM Sdtudio」で管理するローカルAIモデルを“プロバイダー”(Providers)として指定できる。「GitHub Copilot」も標準でサポートされており、設定ダイアログの[AI]-[General]ページでプロバイダーを設定(Configure Providers)するだけで、コードの入力補完などで「GitHub Copilot」を活用できるようになる。

設定ダイアログの[AI]-[General]ページでプロバイダーを設定

 なお、「Zed」のAI機能は基本無料だが、「GitHub Copilot」を利用するには「GitHub Copilot」の有料サブスクリプション(Pro、Pro+、Business、Enterprise)が必要となる点には注意したい。