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消費トークン7割減、「WinUI 3」アプリ専用のAI開発プラグイン ~Microsoftが公開

「GitHub Copilot」と「Claude Code」、「Codex」で利用可能

公式ブログでの発表

 米Microsoftは5月13日(現地時間)、「WinUI」エージェントプラグインを発表した。コーディングエージェントで「Windows App SDK」「WinUI 3」を用いたWindowsネイティブアプリの開発を支援するプラグインで、「GitHub Copilot」と「Claude Code」で利用できる(リリース記事では触れられていないが、「GitHub」リポジトリでは「Codex」にも対応するとの説明がある)。

 これまでの「GitHub Copilot」や「Claude Code」でも「WinUI 3」アプリを開発することはできたが、「WinUI 3」アプリの開発に必要な知識は、UI言語「XAML」、アプリアーキテクチャー「MVVM」、パッケージング技術「MSIX」など多岐にわたる。そのため、推論に時間がかかり、トークンの消費が激しく、また、生成されたコードもベストプラクティスに沿っていないことが少なくなかった。

 そうした問題を一挙に解決するのが、「WinUI」エージェントプラグイン(WinUI agents plugin)だ。このプラグインを導入すれば、「GitHub Copilot」や「Claude Code」といったコーディングエージェントに「WinUI 3」開発のためのスキルセットとツールがもたらされる。プロジェクト作成からビルド、実行、UIテスト、パッケージングまでをより正確に、効率よく処理できるようになるわけだ。

「WinUI」エージェントプラグインのツール構成

 「WinUI」エージェントプラグインには、「WinUI」「Windows App SDK」「XAML」「C#」に特化したプラグイン本体のほかにも以下の8つのスキルが含まれており、必要に応じて自動でロードされる。

  • winui-dev-workflow:プロジェクト作成、ビルドと実行、エラー診断、前提条件の管理
  • winui-design:XAMLレイアウトの設計、コントロール選定、Fluent Design、テーマ、アクセシビリティ
  • winui-code-review:MVVMパターン準拠、バインディングの正確性、セキュリティ、パフォーマンスの評価
  • winui-ui-testing:UI自動テスト、要素のアサーション、インタラクション検証、アクセシビリティ監査
  • winui-packaging:MSIXパッケージング、コード署名、証明書生成、GitHub Actions CI/CD、Storeへの申請
  • winui-wpf-migration:WPFからWinUIへの変換(名前空間置換、コントロールマッピング、MVVMパターン更新)
  • winui-session-report:セッションの診断レポート生成
  • winui-setup:開発環境の構成と前提条件のインストール

 また、内部では以下のツールが活用され、プラグインやスキルの実行を支える仕組みだ。

  • 「Windows App Development CLI」(WinApp CLI):「WinUI 3」アプリの実行、UI自動化、パッケージングなどを行うCLIツール
  • 「dotnet new」で使える新しい「WinUI 3」アプリのテンプレート:今月中旬に発表。「Visual Studio」を必要としない
  • winui3-analyzer:「WinUI 3」の落とし穴を「Roslyn」コンパイラープラットフォームが検出し、不具合を予防
  • winui-search:サンプルギャラリーアプリ「WinUI 3 Gallery」や「Community Toolkit」の実例を高速検索し、AIにベストプラクティスを提供
  • winmd-cli:「WinRT」APIのメタデータをオフラインで検索し、AIによるAPIの誤用を防止

 同社によると、プラグインを利用しない場合と比較して、トークン消費量を70%以上削減できるとのこと。既存のプロジェクトに利用して、問題点をチェックすることも可能で、「WinUI 3」アプリの品質を大きく改善することができるだろう。

 プラグインのインストールは、「GitHub Copilot CLI」の場合、以下のコマンドで可能。

# Add the WinUI plugin to GitHub Copilot CLI
/plugin install winui@awesome-copilot

# Run the winui-setup skill to install all prerequisites
/winui:winui-setup

 まだ開発初期段階のため、v1.0に達するまで製品の開発に使うことはお勧めできないが、興味のあるユーザーは試してみてほしい。