ニュース

「Copilot Notebooks」がMarkdownやリッチテキストにも対応、参照文献として追加可能に

すべてのユーザーへ展開

同社のアナウンス

 米Microsoftは8月13日(現地時間)、AIノートブック「Copilot Notebooks」がMarkdown(.md)、リッチテキスト(.rtf)、プレーンテキスト(.txt)に対応したと発表した。ノートブックで参照ソースとして扱えるようになるとのことで、近日中にすべての「Copilot Notebooks」ユーザーへ展開される。

 「Copilot Notebooks」は、AIを活用したワークスペースアプリ。「Copilot」とのチャットログ、業務や学習で用いたファイル、会議ノート、リンクといったさまざまな資料をまとめておけば、「Copilot」の助けを借りながら知識データベースとして育てていくことが可能。ソースを横断して質問したり、マインドマップや学習ガイドでコンテンツへの理解を深めたりできる。

 これまでの「Copilot Notebooks」では、参照ソースのファイルタイプとしてDOCXやPPTX、XLSX(「Microsoft 365」「Office」ファイル)に加え、PDFなどがサポートされていた。しかし、実際の仕事や教育現場で扱うドキュメントは、このように体裁の整ったファイルであるとは限らない。ミーティングの内容をとりあえず書き起こしたテキストであったり、雑多な情報が混じったログファイルだったり、ごく簡単なREADMEファイルだったりする。

 今回のアップデートでは、こうしたものも「Copilot Notebooks」の参照ソースとして追加できるようになった。こうした雑多な資料もノートブックへ登録しておけば、「Copilot Notebooks」が内容を解釈し、それらをソースとして回答を返してくれるようになる。

雑多な資料をなんでもノートブックへ登録しておけば、「Copilot Notebooks」がそれらを解釈し、それをソースに回答を返してくれるようになる

 同社によると、以下のような活用例が考えられるという。

  • 書き起こしをアクションに変える:エクスポートした会議の書き起こしを追加し、「何が決まったのか、各アクションの担当は誰か、未解決のまま残っているものは何か」と尋ねる
  • フィードバックからパターンを見つける:サポートチケットをプレーンテキストで書き出したものを追加し、「もっとも多い問題は何か、どんなテーマが浮かび上がってきているか」と尋ねる
  • インシデントを調査する:READMEとシステムログを追加し、「期待される挙動と、障害の直前に起きたことを比較して」と指示する
  • 新しいプロジェクトに追いつく:プロジェクトWiki、会議の書き起こし、リリースノート、作業メモを追加し、「このプロジェクトに効果的に貢献するには、何を知っておく必要があるか」と尋ねる

 なお、ノートブックへ持ち込めるコンテンツの種類は今後も拡充されていくとのこと。将来のアップデートにも期待したい。