ニュース

AIノートブック「Copilot Notebooks」が刷新、学習利用・コラボを強化して一般提供

まずは商用ユーザーに

同社のアナウンス

 米Microsoftは3月12日(現地時間)、AIノートブック「Copilot Notebooks」のアップデートを発表した。「Microsoft 365 Copilot」アプリと「OneNote」で、新しいエクスペリエンスが一般提供(GA)される。

 「Copilot Notebooks」は、さまざまな資料を登録してまとめるためのAI搭載ノートブックアプリ。一度きりのチャットとは異なり、「Copilot」の助けを借りながら資料や知識を整理したり、チャットの内容をキャンバスアプリ「Copilot Pages」へまとめたり、ノートブックの内容を音声で解説する「オーディオの概要」を生成したりといった、持続的な記録や理解をサポートするツールといえる。2025年11月からは一般消費者向けにも提供されている。

 今回のアップデートでは、以下の新要素が追加された。

新しい3カラムレイアウト

 参考文献や「Copilot Pages」のコンテンツ、「Copilot」チャットを1つの画面に統合した新しいレイアウトを採用。それぞれを並べて見比べたり、互いを参照しながら新しいコンテンツを作成したりといったことが、以前よりも簡単に行える。

新しい3カラムレイアウト

対応ファイル形式の拡充

 「Word」や「PowerPoint」、「Excel」のコンテンツ、「OneNote」ページ、PDFドキュメント、「Copilot Pages」など、多くのファイル形式を“参照として”追加できるようになった。クラウドにある参照元のコンテンツが更新されれば、「Copilot Notebooks」側もアップデートされる。

さまざまなクラウドコンテンツを参照として追加

 対応コンテンツは、今後も拡充される予定だ。

概要(Overview)ページ

 「Copilot Notebooks」に蓄積された参考文献をまとめた概要(Overview)ページが新設。重要な洞察やトピック、テーマが自動で抽出されるようになった。

概要(Overview)ページ

 概要ページの内容はワンボタンで更新できるので、最新の状態に保つのも簡単だ。

クイック作成

 クイック作成(Quick Create)は参照資料をもとに、下書きや音声概要、フラッシュカード、クイズ、学習ガイドなどをすばやく生成できるオプションだ。ノートブックが一瞬で学習用の教材に早変わりする。

クイック作成(Quick Create)

 なお、学習ガイド機能は一部のユーザーに先行提供されるとのこと。大きな問題がなければ、広く展開されるはずだ。

共有とコラボレーション

 「Copilot Notebooks」をチームメイトと共有できるようになり、同じノートブックを参照・編集しながら、知識をメンテナンスできるようになった。プロジェクトに関する情報を整理したり、部門を横断するコラボレーションなどに役立てることもできる。

「Copilot Notebooks」をチームメイトと共有できるように

 「Copilot Notebooks」の新しいエクスペリエンスは、職場や学校のアカウント(Entra ID)を持つ商用の「Microsoft 365」ユーザーを対象に一般提供される。「m365.cloud.microsoft/notebooks」や「Microsoft 365 Copilot」アプリ(Web、デスクトップ、モバイル)、Windows版「OneNote」アプリから利用できる。