いまさら聞けないExcelの使い方講座
【Excel】PDFの表を最も簡単・キレイに抽出する方法 ~コピペ不能、レイアウト崩れも解決
2026年6月10日 13:28
コピペ後にデータ整形? Copilotが断然便利
改ざんやレイアウト崩れを防止するために、「表」がPDFファイルとして送られてくることがありますよね。売上データや名簿、アンケート結果など、さまざまなシーンで利用されます。
しかし、PDFファイルに含まれる表の再利用を考えて、コピーしてExcelへ貼り付けると、レイアウトが崩れてしまうことが多いものです。
さらに厄介なのが、紙の資料をスキャンして作成されたPDFファイルです。そもそもデータをコピーできない状態です。
単純にデータを再利用したい場合や、手軽に抽出したい場合は、Copilotを活用することをおすすめします。文字が認識できるOCR済みのPDFファイルだけでなく、文字を選択できないスキャンしたPDFファイルにも対応できます。
もちろん、Power Queryを利用して、PDFファイルを取り込む方法もあります。画像の場合は[画像から]を利用して取り込むことも可能ですが、手間や精度を考えるとCopilotを使うのが効率的です。
機密性の高いファイルを扱う場合は、操作の手間は増えてもPower Queryなどを使うほうがデータをAIへ渡さずに処理できるメリットがあります。自社のルールや利用環境を確認して使い分けるといいでしょう。
OCR済みならExcelのCopilotが便利
文字を選択できるOCR済みのPDFファイルなら、データをコピーして、Copilotに貼り付けてプロンプトを入力するだけです。列や行を整理した表形式で出力されるので、[完了]をクリックして完成です。
これらのデータを表形式に整えてください
スキャンしたPDFはスクリーンショットを利用する
紙の資料をスキャンした文字を選択できないPDFファイルの場合は、WebブラウザーでCopilotを利用しましょう。PDFファイルを画面に表示した状態でスクリーンショットを取得して貼り付けて、プロンプトを入力します。
この画像からデータを抽出して表形式に整えてください
PDFファイルそのものをEdgeにドラッグ&ドロップしても構いませんが、必要な箇所だけを撮影したほうが読み取りの精度が上がります。撮影範囲を指定してスクリーンショットを撮影するショートカットキーは[Windows]+[Shift]+[S]です。
なお、本稿執筆時点で「Excel形式で出力してください」のように指示すると、期待通りの結果にならないことがあります。単純に“表形式で”と指示して、結果をコピーするのが無難です。
Excelにデータを貼り付ける際に[Ctrl]+[V]キーを押しても構いませんが、Copilotの回答に含まれるリンクも貼り付けられてしまいます。ここでは、ハイパーリンクを解除する手間を省くために[貼り付け先の書式に合わせる]を選択しています。
どちらの方法も、PDFファイルの表をExcelで再利用する機会が多い人は、一度試してみる価値のある方法です。


































