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「サクラエディタ」に約3年8カ月ぶりの更新、ダークモード/EditorConfig/IVSなどに対応
複数の脆弱性に対処したセキュリティアップデート
2026年8月10日 09:25
オープンソースの老舗テキストエディター「サクラエディタ」が8月8日、v2.4.3へとアップデートされた。約3年8カ月ぶりの更新となる。
本バージョンは、複数の脆弱性に対処したセキュリティアップデートとなっている。セキュリティアドバイザリが公表されている脆弱性は、以下の通りだ(括弧内は深刻度の評価、「CVSS 3.1」の基本値が示されている場合は併記)。
- GHSA-6x2x-729r-wjh5:「PowerShellを開く」機能におけるOSコマンドインジェクション(High、7.8/10)
- GHSA-g26p-p558-cmwj:WSHマクロを介した「ExecCmd」スタックバッファオーバーフロー(High)
- GHSA-jg35-7phr-86wq:制御プロセスを起動する際、コマンドライン引数で渡されるプロファイル名の長さ検証が欠落しており、スタックバッファオーバーフローが発生する(Moderate)
- GHSA-jpr9-7379-v6m7:長いファイルパスを扱う際に「ViewDiffInfo」「TagsMake」でスタックバッファオーバーフロー(Low)
- GHSA-hmv4-c8rc-fq53:キーワードヘルプ辞書のインポート機能におけるバッファオーバーフローなど、複数の問題(High、7.0/10)
なるべく早いアップデートを心掛けたい。
新機能としては、ダークモードへの対応が目玉。[設定]-[共通設定]ダイアログの[ウィンドウ]タブにオプションが追加され、ダークモードを手動で有効にできるようになった。
そのほかにも、以下の改善が施された。不具合も多数修正されている。
- マクロで「Python」が利用可能に
- 「EditorConfig」に簡易対応:文字コードやインデントなどの設定をプロジェクト単位で共有できるようにする仕組み。「Visual Studio」や「Visual Studio Code」などの開発環境だけでなく、「秀丸エディタ」や「Emacs」、「Mery」といったテキストエディターでもサポートが進んでいる
- IVS(異体字セレクター)に対応:同じ文字に対する異なる字形「異体字」をUnicode上で使い分ける仕組みに対応
- 「Windows PowerShell 5.1」向けの定義ファイルを追加:強調キーワード、正規表現キーワード、配色定義
- INT_MAXを超えるバイト数のテキストをクリップボードへコピーできるように
- パフォーマンスを改善:設定ファイルの読み込みが高速化、ファイルを開く処理も行データの読み出しや行レイアウト化をマルチスレッド対応に
「サクラエディタ」は、たけ(竹パンダ)氏が開発した「テキストエディタ」の公開ソースコードをもとに、2000年から有志による開発が続けられている国産のテキストエディター。「GitHub」でホストされているオープンソースプロジェクトで、ライセンスは「Zlib」。現在、リリースページから無償でダウンロードできる。
v2.4.0.0から対応OSがWindows 10以降となり、Windows 7/8.1のサポートは終了している点には注意。
ソフトウェア情報
- 「サクラエディタ」
- 【著作権者】
- Norio Nakatani & Collaborators、たけ(竹パンダ) 氏
- 【対応OS】
- Windows 10/11
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2.4.3(26/08/08)














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