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「C:¥Windows¥Installer」フォルダーは消すな! 理由をマイクロソフトが解説
容量を圧迫していても削除は危険。更新も修復もアンインストールもできなくなる可能性
2026年9月8日 14:55
システムドライブの空き容量を確認したら「C:¥Windows¥Installer」フォルダーが肥大化していたので削除したい――そんな問い合わせが寄せられることがあるというが、このフォルダーはけっして削除してはいけない。日本マイクロソフト(株)のサポートチームは9月4日、公式ブログ「Microsoft Japan Windows Technology Support Blog」で、「C:¥Windows¥Installer」フォルダーの削除を推奨しない理由を解説する記事を公開した。
「C:¥Windows¥Installer」フォルダーは、「Windows Installer」でセットアップされたアプリの保守に必要なファイルを保持しておくキャッシュ領域だ。MSIファイルで製品をインストールしたときや、MSPファイル(更新プログラムを配信するためのパッチパッケージ)で更新を適用したときなどに、今後の保守作業で必要となる情報が格納される。これらのファイルは、おもに以下の操作で使用される。
- 製品の更新
- 製品の修復
- 製品のアンインストール
- 適用済みパッチの管理
つまり、単なる一時ファイルの置き場ではない。削除してすぐに問題が表面化しなくても、あとでアプリの更新や修復、アンインストールを行う際に必要なMSI/MSPファイルが見つからず、セットアップログやMSIの詳細ログには以下のようなエラーが記録されることがあるという。
- エラー 1612:この製品のインストール ソースを使用できない
- エラー 1635/1636:Windows Installer の MSP ファイルを処理できない
- エラー 1642:対象製品が見つからない、または対象バージョンが一致しない
同社は「更新も修復もアンインストールも何もできなくなってしまいます」と警告している。
やっかいなのは、復旧が容易ではないことだ。キャッシュファイルはPCごとに一意(ユニーク)となるため、別のPCから同名や類似のファイルをコピーしても、正しく復旧できるとは限らない。システム状態の完全な復元や、OSとアプリケーションの再インストールが必要になる場合がある。
また、キャッシュの一括削除やアプリの徹底アンインストールを謳うサードパーティー製ツールについても注意が必要。操作を誤ったり、ツールに問題がある場合、「Windows Installer」キャッシュが破損するおそれがある。実行前に対象製品の開発元へサポート可否を確認するのが望ましい。
「Windows Installer」キャッシュを触らずにWindowsシステムドライブの空き容量を増やしたい場合は、「設定」アプリの[システム]-[ストレージ]ページ(ms-settings:storagesense)にあるツール「クリーンアップ対象候補」、「ストレージ センサー」を活用するのが無難だろう。
























