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共同作業での状況把握に便利、「Copilot in Excel」の「変更履歴」スキルが一般提供

数式が壊れた原因の追跡や、特定メンバーの変更だけを取り消す使い方も

同社のアナウンス

 米Microsoftは9月1日(現地時間)、「Copilot in Excel」で「変更履歴」(Change History)スキルの一般提供(GA)を開始した。「Excel」の2026年8月更新で案内されていた機能の一つだ。

 スプレッドシートで共同作業――チームメンバーだけでなく、「Copilot」も含む――をしていると、内容が刻一刻と変わっていく。そのため、しばらくブックから離れていて戻ると、“どこがどう変わったのか”がわからなくなるときがある。

 このような場合、これまでは自分でバージョンを見比べたり、変更履歴をたどったりする必要があったが、本スキルを使えば「Copilot」に尋ねるだけで済む。「Excel」が把握しているブックの変更履歴と「Copilot」の推論能力を組み合わせ、変更の確認や問題の修復を支援する。

 同社は以下のような活用例を挙げている。

  • 変更点をまとめて把握する:「先週からの重要な変更を要約して。数式や参照の編集、構造の変更、広い範囲や多数のセルに影響する変更を中心に」。変更の内容だけでなく、誰がどこを変更したのかも示される
  • 変更箇所を色分けする:「Sallyの変更を黄色で、Copilotが手伝った変更を緑でハイライトして」。該当するセルがブック上で直接色分けされ、文脈のなかで確認できる
  • 一部の変更だけを取り消す:「先週のMarkの変更のうち、Copilotが手伝ったものだけを取り消して。手作業の編集は残して」。対象を絞り込んで元に戻せる
  • 壊れた数式の原因を調べる:「この数式が動かなくなった原因は何?」。原因となったセルの変更をたどって説明し、最後に正常動作していた状態への復元も手伝ってくれる
特定メンバーによる重要な変更を黄色でハイライト
「Copilotが手伝った変更を赤でハイライトして」

 ただし、「Copilot」が答えられるのは、ブックの変更履歴に残っている変更のみだ。「Excel」が変更を追跡するのは最大365日間で、サポートされていないバージョンの「Excel」で行われた編集や、追跡対象外の機能を使って行われた編集は表示されないことがある点には注意したい。