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「Git for Windows」v2.56.0が公開 ~4GB以上のオブジェクトをコミットできるように

Windows 8.1のサポートは終了

「Git for Windows」v2.56.0が公開

 分散型バージョン管理システム「Git」のWindows版「Git for Windows」が9月29日(日本時間)、v2.56.0へとアップデートされた。最大の変更は、Windows 8.1のサポートが打ち切られたこと。これは基盤となっている「MSYS2」プロジェクトの方針に従った措置だ。これに伴い、内部のパスが変更されている点には注意。

  • 旧:/mingw64/bin/git.exe
  • 新:/ucrt64/bin/git.exe

 この変更で環境が壊れてしまう場合は、「/cmd/git.exe」へパスを切り替えるとよいだろう。このパスは内部的な変更があっても壊れないことが保証されている。

 同梱されるコンポーネントは以下の通り。

  • 「Git」v2.56.0
  • 「Git LFS」v3.8.0
  • 「cURL」v8.22.0
  • 「OpenSSL」v3.5.8

 そのほかにも、巨大なGitオブジェクトへの対応を改善。ついに4GB以上のオブジェクトをコミットできるようになった。

 また、64bit版のインストーラーが完全に64bit化。以前のバージョン(v2.55.0(5))で「Use external OpenSSH」オプションが壊れていた問題が解消されているとのこと。同オプションが一部のユーザーで無効化され、同梱版の「OpenSSH」がインストールされてしまった場合は、最新のインストーラーを「Only show new options」のチェックを外した状態で実行し直し、「Use external OpenSSH」オプションを再度有効にすることが推奨されている。この場合、同梱版の「OpenSSH」は自動的にアンインストールされる。

 ベースとなった「Git 2.56」におけるハイライトは、「git add --resolved」の導入だ。マージの競合を解決したパスだけをステージできる。マージベース(共通の祖先)の探索も高速化されており、これ以上マージベースが見つかり得ないと分かった時点で走査を打ち切ることで劇的な処理速度改善を実現しているという。

 「Git for Windows」はWindows 10以降に対応しており、現在「GitHub」のリリースページや公式サイト「git-scm.com」から無償でダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Git for Windows」
【著作権者】
Git Project
【対応OS】
Windows 10以降(編集部にてWindows 11で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.56.0(26/09/29)